連載第9回では、John Lambrechts さんの「筋肉」の理論と「耐久力」について述べられています。この二つのテーマについては、これまで、数多くの競翔家が注目して来た理論であり、話題にあがる機会も多い観点です。
John Lambrechts さんは「筋肉」について次のように指摘してます。
●筋肉構造の質を評価することは簡単に身につけられる技術ではなく、何年もかけて得た経験が鳩の筋肉の質を評価するのに大変重要である。そのため。技術を身につけるには様々な鳩をつかみ、何年も指先を訓練しなければならない。
そして更に、
●鳩はこの点に関して非常に様々な性質を持っているからである。だからどの鳩も一羽一羽別々に判断しなければならない。
と述べています。なかなか味わいのある文章ですね。
また、「耐久力」については、かなりの文字数をつかって理論を展開しています。次の連載10回では、更に、「飛ぶ方向を見つけること」について詳しく論じています。
この二つとも以前紹介してた素野さんの「鳩の持つ因子群を6つのカテゴリーに分類」した表では、「レース鳩の優性因子(子どもに現れる確率は高いが、配合によって失う場合もある)」に当たる因子ということになります。素野理論では、この「気質」や「体質」に当たる因子を「アイバンド」た「長い脚毛」との関係で捉えています。
このように他の理論と結びつけていくといろんな発見が出来るかも知れませんね。 |