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ようこそ、「スネークパパの掲示板」へ。お気軽に投稿いただければうれしいです。(『スネークパパの部屋』管理者イレブン)

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 陽炎の眼について、一度戻ります。  MIT  2021年6月7日(月) 23:10
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眼の説明で、ビショップとフレミングの内容を主にふり返ってきましたが、陽炎の眼というのは、眼の本には無い部分です。

前の説明で、光の三原色白を目指しやり過ぎたのですと述べましたが、補足説明をした方が良いと思いましたので追加で説明いたします。

ムロタ稚内1号と黒真珠号の子の眼の構造を見たときに、受けた印象をそのまま言葉にしてしまい、陽炎の眼をただやり過ぎた結果のようにとられかねないと思いましたので、私なりに陽炎の眼を考察したいと思います。



上地において、瞳孔に向かって直線的に絞る鋸歯や粒状の色素を縦横隙間なく詰め込んでしまうと、下地に圧縮を掛け過ぎて新陳代謝活動も低下してしまうことや、密度が高すぎるが故に、鳩で一番重要な軽くて強健な体を作ることから真逆となるためにやり過ぎたのですとの発言をしました。 



これは陽炎の眼を目指したのに構造を考えずにひたすら白を追求した間違いであると私は考えています。


陽炎の眼は構造が違っていると思いますので、そこから説明をしたいと思います。

陽炎の眼は、直線的に瞳孔を絞りません。
カメラレンズの絞りシャッターのように絞るのです。

筋繊維の流れの模式図を上げます。

この構造により、上地の瞳孔を絞る筋繊維は下地と融和しやすくなり、鋸歯を表面上は見せなくなり、構造上の強度もあり、軽く、骨の構造と同じように軽さと強度をもたらします。    

上地は色素の粒と色素に覆われた血管が模様を作ります。 その模様が陽炎のように見えたのだと考えています。  
色素に覆われた血管がもやもやした様子を確認してください。



 【参考資料@】:源流モンスター号と源流金姫号の若いときの眼の画像  イレブン  2021年6月8日(火) 4:21 修正
面白くなってきましたね。遠慮なくガンガンやりましょうね!

参考資料として源流モンスター号と源流金姫号の若いときの眼の画像をアップしておきます。

「色素に覆われた血管がもやもやした様子」がよく分かる画像だと思いましたので掲載します。

 【参考資料A】:ゴールデン3代目号と源流パール号の眼  イレブン  2021年6月8日(火) 4:39 修正

 ゴールデン3代目号×源流パール号の交配の2羽の子の比較  MIT  2021年6月9日(水) 21:54 修正
源流クーガーの妹の19YT05359の眼をトリミングしました。

母親である源流パール号が陽炎の眼を持ち、似たような眼のゴールデン3代目号との交配で、同形接合体が感じられるかを見ていきたいと思います。


父親は、母親と違って鋸歯が散見されるので、その影響もあって19YT05359DC♀は鋸歯があります。

但し、虹彩のアウトバンド寄りに空白部分があり、虹彩から瞳孔へ向けて塊のように流れ込んでいるのが、2時前後に見られます。

本来なら6角形の血管の止めが在る所が崩れています。 下地の崩れと厚み及び圧縮も足りないような気がいたします。

 源流クーガーについて  MIT  2021年6月9日(水) 21:56 修正
源流クーガー19YT05329BCの眼について説明いたします。

妹との一番の違いは、特に2時ぐらいの場所に粒子が少ないということです。
陽炎の眼のような大きな粒子がごっそりとなくなっています。
近親交配によって、粒子がいわゆる吹っ飛んだといえます。

血管は、陽炎の眼と同じように11時から5時には鋸歯になっておらず、選手鳩の部位だけに、鋸歯が見られます。

妹の方が、下地についてはバランス、厚みにおいて兄に負けており、兄の方が下地の厚みはあると思いますし、虹彩の外側の欠落も少ないです。

レーサーとしてはアイサインの黒い場所から判断すると、800K迄かと思います。

種としてはチャンスを与えれば、イエローサインが出来る可能性もあると思います。



 面白いですね。  イレブン  2021年6月10日(木) 5:30 修正
MIT様、遅くまでレスして頂き本当にありがとうございます。

眼の構造をそのメカニズムと筋繊維の発達状況と関連付けていくことでこうした解析が可能になるんですね。

このような解析に基づく鳩作りを指向していくことで、系統作りの最大の課題である遺伝的「退化」の問題に対処していけるのだろうと受け取っています。

このことについては、最近研究を始めた遺伝学の研究内容も関わってくる広範囲なテーマです。眼がその有力な情報源となっていくことを現在のMIT様の投稿から考えさせられています。

他の源流系の鳩の眼についても、遠慮なく解析を続けて頂くと更に様々な論点が見えてくるような気がします。

お時間があるときでかまいませんので引き続きよろしくお願いします。


※画像:源流系帝王ライン基礎鳩:当歳酒田GN12日目【帝王GNクイン号】(帝王3代目号直仔、22年度源流Cougar(クーガー)号の配合候補

 21年春700Kに参加していた【20YT03614 BC♀】が帰還しました! 55日目帰りです!!  イレブン  2021年6月8日(火) 19:48
修正
21年春新湊700Kに参加していた【20YT03614 BC♀】が帰還しました! 55日目帰りです!!

本日夕方、選手鳩に餌をやり終わった頃、この鳩が居ることが分かりました。今選手小屋は、今年の作出鳩がたくさん居るので気付きませんでした。水浴びをしたばかりのようにきれいなので昨日の内に帰還していたのかも知れません。昨日、水浴びをさせていましたから…。

気に入っていた鳩だったのでどうして帰ってこないのかと思っていました。
明年の遊佐1100K候補です!

これで700キロの帰還率は14羽参加5羽帰還となり、帰還率36%となりました。100Kのスタート33羽だったので6羽に1羽700キロまで届いたことになります。

※上画像:6月13日撮影に変えました。主翼の焼けた色が55日間の野生生活を語っています。
※下画像:700k参加前の撮影

 父:【帝王Dandy(ダンディ)号】18YA07968BC♂×母:【源流クイン900号】15YT00900B♀  イレブン  2021年6月8日(火) 20:35 修正
直仔が700キロきましたので父親の名前【帝王68号】を改め【帝王Dandy(ダンディ)号】に改名することにしました。


 20YT03614 BC♀】系図  イレブン  2021年6月8日(火) 20:54 修正

 眼画像:上【帝王ダンディー号】  下【源流クイン900号】  イレブン  2021年6月8日(火) 21:01 修正

   ky  2021年6月8日(火) 6:35
修正
矢島さんの「陽炎号」の目はどのようなものだったのでしょうか?

 シルバーブレット号について  MIT  2021年6月6日(日) 9:48
修正
まず、PIPAの写真とイレブン様の写真とを比べましょうか?

〇PIPAの写真に写る光源の形とイレブン様の写真の光源による瞳孔の大きさ

光源の違いが判りますでしょうか? PIPAは超強力ライトを使っているのでイレブン様の写真に比べ瞳孔をすごく絞っています。
イレブン様の写真の光源ではシルバーブレッドは眩しくないので、瞳孔を絞っていません。

光源の違いにより鋸歯は瞳孔に向けて流れ込んでいるのでは?と見えますが、イレブン様の写真では流れ込んでおりません。

前にサウスタイム様が強豪の方に、瞳孔を絞る鳩は優秀かと聞き、返事に性能に関係ないよと答が返ってきたかと思います。

長距離を帰るには、それなりのエネルギー貯蔵が必要ですので、筋肉層の厚みも必要となります。筋肉層の発達により厚みが増し、長距離を飛ぶ鳩は、虹彩がアウトバンド側に隆起圧縮されていますので、同じ光の下では網膜に届く光が少なく瞳孔が大きく拡げられます。
短距離鳩は、筋肉層がそこまで厚くないので、瞳孔をより絞ることとなります。

この鳩の眼に戻ります。
アイサインの輪の9時から7時くらいまで鋸歯の先端が強く圧縮していますので暗くなっています。(瞳孔にその位置を示しました)また鋸歯もそれほど密になっていないことが判りますか? 選手鳩部位は粒子が覆いつくすことはありません。
種鳩部位は瞳孔に向けてアイサインの輪が少し傾いていますので、多少流れ込んでいますが、アイサインの輪の幅も広くイエローサインの鳩と呼べると思います。(虹彩のアウトバンドよりの部分の隙間が広くなっておらず、下地の圧縮も十分かと思います)

イレブン様がこの鳩の写真を撮った時は何歳の時でしょうか?
バイタリティ(新陳代謝が良いので少ない餌で太れる)が感じられます。
グレー化(乾燥してウエットでない)もしておりません。
ブル化(ウエットすぎ)もしておりません。

 シルバーブレッド号の眼の解析ありがとうございました!  イレブン  2021年6月6日(日) 14:29 修正
バルセロナ1900K総合優勝2回という奇跡的な大記録を持つシルバーブレッド号を初めて見たのは2014年の4月、スネークパパさんとスーパーイーグルさんと3人で熊本の菊池パパ鳩舎を訪問したときでした。眼の画像はその時のものです。年齢は8歳前後ではなかったかと思います。運動場で撮影している画像はそれから2年後の2016年頃だったと思います。

贅肉はついておらず、軽いボディでピシッとした完璧なボディをしていた記憶があります。

●「長距離を帰るには、それなりのエネルギー貯蔵が必要ですので、筋肉層の厚みも必要となります。筋肉層の発達により厚みが増し、長距離を飛ぶ鳩は、虹彩がアウトバンド側に隆起圧縮されていますので、同じ光の下では網膜に届く光が少なく瞳孔が大きく感じられます」

●「虹彩のアウトバンドよりの部分の隙間が広くなっておらず、下地の圧縮も十分」

 とのこと、バルセロナ1900K総合優勝2回という実績と眼の構造がキチンと符合していることが分かりました。

上画像は、日本に送られる前に撮影された画像です。

 体型・翼  イレブン  2021年6月6日(日) 14:41 修正
2014年菊池パパ鳩舎訪問の際撮影したものです。シルバーブレッド号を握っているのはスネークパパさんです。

 ■R.Fleminng的スピードライン研究C■源流Cougar(クーガー)号】19YT05329 BC♂  イレブン  2021年6月6日(日) 14:49 修正
立て続けとなりますが21年春700キロ6日目帰還【源流Cougar(クーガー)号】の眼の画像を今朝撮りましたのでアップいたします。お時間あるときでかまいませんので解析をお願いします。

イレブンとしては、飛ばせる鳩としてギリギリのところにいる鳩だと思っております。今春、1000キロレースが中止となりましたので、源流パール号の後継雄種として2代目基礎鳩に据える考えです。

 源流Cougar(クーガー)号の眼  イレブン  2021年6月6日(日) 14:58 修正

 源流クーガーについての質問です。  MIT  2021年6月7日(月) 11:09 修正
シルバーブレットは歳を取っても鼻コブが崩れず、若いです。

2019年この両親をペアにして、翌年の2020年にはペアを解消し、♂親にピンクパールを交配されていますが、思うような同形接合体の仔が出来なかったからですか? この質問が終わったら、この鳩と関連する項目をアップする予定です。

お孫さん可愛いですね!! 毎日だと疲れますが( ^ω^)・・・
 

 源流Cougar(クーガー)号は【ゴールデン3代目号×源流パール号】の1番仔  イレブン  2021年6月7日(月) 21:56 修正
イレブンは、作出が良かった場合は、大概翌年まで(場合によってはそれ以降も)配合を変えませんので、この配合はそうではなかったのだと思います。

ちょっと調べてみますね。

ゴールデン3代目号は18年に秋にイレブン鳩舎の種鳩となり、19年から作出を始めています。帝王ロフトでは、ゴールデン3代目号の直仔が九州GP総合9位となっています。

実はこの19年の最初に配合したのは別の帝王系バイオレットの石目の♀でした。一腹だけ作出した後、パール号との配合に変更しその1番仔が、3月15日生まれのこの源流Cougar(クーガー)号でした。同腹鳩の記録がないので1羽孵化だったと考えられます。

その後3回、計4回作出していますが、秋レースで300キロまでに残ったのは
クーガー号と4月2日生まれの2番仔19YT05359DC♀の2羽でした。

そもそもが、ゴールデン3代目号とパール号の配合は、帝王3代目号の直仔に帝王3代目号の妹を配合するという強い近親です。眼の構造がほぼ同じで、色だけが違い、羽色もほぼ同じという配合は基本的にはあり得ない配合です。配合当初からかなりきわどいことを覚悟して行った配合でした。

源流系に帝王系3代目号のラインの2代目基礎鳩を残すための配合でした。妹鳩は、200キロや300キロで10位内入賞をしており、昨年の春と今春500キロを上位記録で帰ってきていましたが、700キロレースで残ったのがクーガー号だけでした。

ちなみに今年の配合もゴールデン3代目号×ピンクパール号にしています。

※画像源流クーガー号の妹:19YT05359DC♀

 源流Cougar(クーガー)号】19YT05329 BC♂の両親  イレブン  2021年6月7日(月) 22:10 修正

 帝王3代目号  イレブン  2021年6月7日(月) 22:18 修正

 イレブン家のミーちゃん姫が帰りました!  イレブン  2021年6月6日(日) 16:44
修正
金曜の夕方から帰ってきていたイレブン家のミーちゃん姫たちが先ほど帰りました。この4月より、幼稚園生になったミーちゃん。成長の早さにびっくりしています。ともかくよくしゃべり、よく動いて回ります。元気です。

 過去の名人の思いが伝わりました。  MIT  2021年6月5日(土) 2:12
修正
スネーク系の稚内1号と黒真珠の交配から出たバイオレットのプラチナ巻ですが、過去の名人が何を目指し作出していたかを思い起こしてくれました。

光の三原色で述べたように白を目指したのです。
広島在来でいえば、陽炎の眼を目指し頂点を極めたいと思われたと思います。

それは、羽色は黒に近く、眼は白石目となりました。

でも、それは上地だけを考え、下地を蔑ろにした行為でもありました。
下地が、上地の圧力に負けてしまったのです。
そうです。やりすぎたのです。

それが退化として表面化するまで、レースでの成功体験が放置させたのです。

ベルギーのファンネはファンネブックで眼の解説をしていましたが、殆んどが、ストロングサークルからイエローサインの鳩を使翔していました。

彼らは下地の重要性にこだわり、下地の強化を行い、そのうえで上地とバランスさせたのです。

日本はレースの数も少なく、長距離スピードへの渇望が上地の強化に走ったのだと思います。

このことが、下地のグレー化と呼ぶ退化です。

 「下地」と「上地」のバランスについて  イレブン  2021年6月5日(土) 6:58 修正
MIT様がおっしゃるとおり、イレブンも、超長距離時代を築いてきた先人・名人達は「陽炎の眼を目指し頂点を極めたいと思われた」と考えています。

その究極が、金=ゴールドから、更に、最上位段階の白金=プラチナを目指すことになっていったと考えられます。

稚内1500キロが前人未踏だった時代に先人・名人たちが鳩質の極限を追い続けたのは至極当然な過程でした。

名人柳浦氏の柳浦かげろう号、岩田系の777号、広島エスエスの銘鳩天龍号の母、アイザクソンンオペルの335310号、おけさ号とおけさ号の母……と連綿と続く超長距離時代を築いた銘鳩たちを生み出していった背景には、そうした極限への挑戦が原動力となっていたと考えています。

その極限への挑戦の重要な羅針盤が眼の理論だった訳ですが、MIT様がここでご指摘されているように結果として「上地だけを考え、下地を蔑ろにした行為」となり「下地のグレー化と呼ぶ退化」現象を起こし、多くの銘鳩達のラインが衰退していった事実があります。

ここには、更に、深い議論を必要とするいくつものテーマが横たわっているとイレブンは考えていますが、このことは、ひとまず置いておき、MIT様がここでご指摘されている点をよく理解するために、この「下地」と「上地」のバランスについてもうちょっと詳しく解説して頂けませんか?


 下地と上地のバランスについて  MIT  2021年6月5日(土) 10:09 修正
下地と上地のバランスについての所感を述べたいと思います。

羽色について
下地を強化し、系統を維持するにあたり、羽色から考察してみたいと思います。
異血主義だったファンネ、異血主義とは言えませんがフレーカー、近親交配であるオペル、ヤンセン、岩田輸入系などの羽色について説明したいと思います。

ファンネにはZOTをはじめファンデルエスプトを基礎とした栗のラインがありました。フレーカーも黒いアトミックのラインをファンネに売って新しい基礎鳩にカトリスのフィガロBW ド90BC ローステタンゲRCデスカンのアイザレンBLKWを基礎鳩として系統をスタートしたのです。

オペルは619はSの子、3622RC 5910RC キープセーク等系統に栗系がちりばめられています。ヤンセンも8大種鳩の中には必ずフォスの栗ラインがあり、岩田輸入系もオペル、ZOT、ミニュエ等の栗系がおります。

陽炎の眼などの眼の色を作りやすいのは、Bです。上地が下地を均等に覆い明るい目を作りやすくなります。
栗系は目が暗くなり易く、折角、築き上げた陽炎の眼を崩すこととなりますが、下地の為には太い筋繊維を補填する大事な種鳩なのです。

何故赤の羽色が必要なのかというと、赤の波長は長く、灰色(B)の青い短い波長を含む羽色とは違い、太い筋繊維を維持する要素が強いのです。

下地の強化をする為に栗系を導入し、虹彩には長距離線や同心円的な虹彩の作りが多く、アイサインの輪迄流れ込むような鋸歯(スピードライン)をベルギーでは行っていませんでした。

ヤンセンもそれを代々守っており、アイサインの輪が、瞳孔側に落ち込まないようにしています。 ヤンセンの画像を添付しておきます。

 ■アイサイン研究に関する「統一理論」  イレブン  2021年6月6日(日) 3:04 修正










連続して詳しい解説をして頂いていることでイレブンもやっと質問が出来るようになってきています。現在、MIT様が展開されている眼の理論をできるだけ正確に把握していくために、これまでのMIT様のレスの内容を、時々、集約、整理しながら、進めたいと思っています。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

■アイサイン研究に関する「統一理論」@[記述:2021年4月27日]■

「細かなことは省きますが、要は下地と上地があり下地の筋肉のサークル状の方向と放射状の筋肉の構成と密度と上地の色素粒子と血管の虹彩から現れる特徴をアイサインの無い物からバイオレットまでの認識をビショップは説明し、フレミングはそのことに追加してブル(暗い目)と斑点眼を説明したと思います。

アウトバンド、インナーサークルは下地の見える一部であり、下地の構造を推察するのは上地からわかる情報が長距離の輪だったりスピードラインであったりするというものだったと思います。

構造と密度があるものが、眼に印(標)を持つのだと。
もちろん構造も厚いものから薄いものまであり、同じように見えて非なるものということはあると言っていた記憶があります。

眼は筋肉、色素の粒子、血管、ゼリー状のたんぱく質、眼房液等から成り立っています。

我々は太陽光が、鳩の目に入り反射する光を見て色、構造を把握しています。 光は目の構成する筋肉や粒子でその構造に見合った波長の光を同調吸収し、同調吸収されなかったものを反射し、我々は反射光をみて情報を得ています。

例えば色の場合、光の波長が長いオレンジや赤の波長は、粗い筋繊維・粒子に同調吸収され、反射された青や緑の波長の光を見ることとなります。

よく言うブドウ眼は、下地の密度が粗く、下から眼房液が滲み出してきており赤や黄色など大半の光を吸収し反射する光が少なく血管の赤以外はやや青グレーで見えると思います。

色素のないアルビノ純白色ブドウ眼の鳩は上地が少なく下地(それも薄い)だけの鳩と仮定できます。

このように眼から得る情報と、表情、手から得る感触、体型、骨格構成がリンクする統一理論を探していくのが鳩の楽しみかと思います。

**追加です。
当然のことですが、統一理論には進化(隆起、圧縮)退化(減衰、ブル化グレー化)も含まれて行きます。」

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

■アイサイン研究に関する「統一理論」A[記述:2021年5月27日]■

◇「眼の構造」◇        

レンズに付帯した筋肉層で、一般的に色のある上地と黒またはこげ茶に見える下地によりレンズの厚み瞳孔から入る光の量の調整をしている
筋肉層の発達により下地のアウトバンド側が盛上り、虹彩は外側に押される。
それによりアイサインの輪の一部は少し陥没し下地へ触れ暗く見える。(これがアイサインの意味である。) この発達が全周に亘ればフルサークルとなる。

フルサークルの状態から更にアウトバンドから瞳孔よりの部分が発達隆起をくり返すと最初の虹彩が圧縮された全周の内側に同心円が出来るようになる。
これを繰り返すことによりストロングサインへ至る。


◇光の三原色と色の三原色◇

眼の構造を認識しているのは、我々が外からの眼に入った光が、その構造と同調する波長を吸収され、同調しなかった波長が反射されて我々は情報を得ている。
筋繊維の細いもの、粒子の細かいものは波長の短いものを吸収し、波長の長い赤や橙色を反射する。 これは前回でも述べています。 
光の波長が短いものは青、青緑から長い赤、橙がありこの二つの特徴を持った物は赤紫です。この光の波長を組み合わせて明度を上げるとその頂点では白となります。

鳩の羽色は色の三原色です。 下地の色は白(アルビノの鳩は白)その上に色々な波長をもった色素(短:青 中:黄色 長:赤)が組合されて頂点では黒となります

眼と羽色は共に上地と下地を持っていることになります。」

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

■アイサイン研究に関する「統一理論」B[記述:2021年5月28日]■

ストロングサークルは所謂ブラックアイサインと考え、虹彩の下にはバウムクーヘンのような同心円を持っていると仮定すると、サウスタイム様が言われていた王冠(ボトルキャップ)のような形をした血管と粒子がアイサインの輪の周りに見られます。

DフルサークルFのストロングサークルで前回は一度説明を区切ったのは虹彩の外側からアウトバンドに向けての圧縮を説明したかったからです。(虹彩における長距離線)アイサインの輪にも長距離線が現れます。所謂、長距離を帰る線として説明がありました。

今回はE鋸歯サインは別の方向への圧縮となり、Eの要素を持った眼としてGからJを説明していきます。
ビショップの模式図を見てわかるかと思いますが、嘴側の暗いアイサインの上に血管と粒子が鋸歯状に乗り上げています。これをスピードラインと説明されていました。

これはスピードも当然あるかとは思いますが、虹彩を瞳孔に向けて圧縮するのです。

Gへ行く前に眼における黒とは何かを説明する必要がありますので余談として取り上げます。光の三原色で白が重なり合う頂点ですので、黒は何?という疑問を持たれると思います。黒は光が反射されないという事なのです。穴が空いている。溝がある。また圧力による滲んだ液体も光の波長を吸収し暗い印象を与えます。

この前提(仮定)によりブロークンサインは、上からの圧縮によりアイサインの輪、または虹彩部分に黒い滲みをもつ事から壊れた眼という名を与えられました。ブロークンサインは、密度を持った優秀な眼として取扱われています。

Hのイエローは、アイサインの輪に色をもった鳩であり、ストロングサークルの特徴に併せ持ち、更に鋸歯をもち圧縮を受けた虹彩は下地への圧力により少し暗いイメージを伝えてきます。アイサインの輪までは鋸歯状のスピードラインは乗り上げておらずにアイサインの輪は虹彩の黄色とは分断(同じ色とは異なるという意味)されています。瞳孔は丸く、楕円ではありません。ややLYING SIGNのように黒くなっている部分は、少しその部分が他の全周より発達しているからなのです。

Iのグリーンは同心円と鋸歯がより圧力をかけている為に虹彩は暗い外観を呈しアイサインの輪だけでなく虹彩の中にも粒子がメタリックのように輝いたりして見えています。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


※上記の「光の三原色と色の三原色」については、ある程度の基礎知識が必要です。次の動画がわかりやすく解説されていました。10分程度です。(イレブン)

■光と色の3原色  なぜ植物は緑で、深海の海藻は赤なのか■
https://www.youtube.com/watch?v=62CRSFWGGLU



 ■参考資料@■ラストヤンセンの栗鳩画像  イレブン  2021年6月6日(日) 3:48 修正
ラストヤンセンの栗鳩画像

 ■参考資料A■バルセロナ1900k総合優勝2回【シルバーブレッド号】  イレブン  2021年6月6日(日) 3:54 修正
バルセロナ1900k総合優勝2回【シルバーブレッド号】委託あさんが導入され、熊本の菊池パパさんの鳩舎にいました。ポーランドの鳩だったと思います。

★MIT様へ質問です。ベルギーの名人達が作ろうとしなかった「アイサインの輪迄流れ込むような鋸歯(スピードライン)」とは、このシルバーブレッド号のような眼だと理解して良いのでしょうか?

※PIPAの画像

 ・  イレブン  2021年6月6日(日) 3:59 修正
※イレブン撮影の画像

 ・・  イレブン  2021年6月6日(日) 4:01 修正

 遊び心で楽しみませんか?  MIT  2021年5月31日(月) 10:50
修正
ビショップの認識の法則は、一通り説明しましたので、眼の本でフレミングが説明した事を説明しながら、遊びを考えてみたいと思います。

フレミングのレース鳩のアイサインに対する科学的考察で選手鳩、種鳩、両目的(DUAL PURPOSE)との説明する章がありました。

種鳩は眼が暗い、選手は眼が明るい等を写真を通じて説明されていましたが、今回は違いの話ではなく、眼における選手部分と種鳩部分という事にクローズアップしていきたいと思います。

まず、眼の写真を見ていただくとこの写真は鳩の左目であり嘴は左側です。
時計5時から11時が選手鳩の部位、残りの反対側が種鳩の部位と説明があったように思います。(もう何十年も読んでいないので記憶だよりですのでお許しください。4時から10時が正しそうです。)

ここで5時台を100K6時台を300K7時を500K8時を600K-700K9時を800K10時を1000Kと仮定します。 そこにスピードライン(鋸歯状の血管と粒子の塊)がある所が、その鳩の得意な距離ではないかと仮定するのです。

距離をそのように設定するのは、ビショップの認識の法則で2LYING SIGNから始まりハーフまでの発達の説明に則しているからです。

そしてネットで飛んだ鳩の成績と鳩の眼の写真を公開している鳩舎で成績と、スピードラインが関連しているかを楽しむのです。

 ■R.Fleminng的スピードライン研究@■源流SSクイン号、当歳700キロ当日優勝鳩の眼  イレブン  2021年6月1日(火) 3:18 修正
MIT様、新しいテーマをご提示いただきありがとうございます。今回のテーマは、R.Fleminng『A Practical Approach to the Study of Eye-Sogn(in Racing Pigeons)』の以下の章に関わる内容かと思います。

●第5章 それは何をすべて意味しますか?(レーサーの眼を含む)
●第6章 種鳩の眼
●第7章 二重目的の眼(黒いフルサークルを描写する)

MIT様のご提案である「ネットで飛んだ鳩の成績と鳩の眼の写真を公開している鳩舎で成績と、スピードラインが関連しているかを楽しむ」という今回の企画は、毎回レースで参加選手鳩の眼を公開している「スネークパパの部屋」で取り扱うには、格好のテーマだと思います。

イレブンもこの機会にR.Fleminngさんの理論をちゃんと研究したいと思っていますので、この切り口で「スピードライン」の公開研究を進めたいと思っております。面白くなってきました。

※画像、源流SSクイン号、当歳700キロ当日優勝鳩(当日帰還2羽中の1位)

 スピードライン  MIT  2021年6月1日(火) 13:35 修正
ありますね! 8時の位置に血管と粒子の合わさった特大のスピードライン。

: 〇で示していただいた所です。写真としては鳩自身と一緒に目の写真が付属している方の眼の写真が、見やすいです。


 ここのことですか?  イレブン  2021年6月1日(火) 20:15 修正
8時あたりのところにある「血管と粒子の合わさった特大のスピードライン」とは、ここのことですか。 上記画像に印をつけました。



 スピードライン  MIT  2021年6月2日(水) 12:56 修正
講評と言っては何ですが、細かなスピードラインが、ブリーディング部分(11時から5時)の瞳孔近く迄を取囲んでいますね。スピードラインにより第2虹彩部分が圧縮され下から眼房液が滲みでた液体により赤、橙 黄が吸収されて緑、青緑が見えています。

これは沖縄の海へ行った方ならわかると思いますが、下はサンゴ礁の細かい砂がある場所の浅い所は、エメラルドグリーンに見えるのと同じです。

そして選手部分のアイサインの輪の第1虹彩は種鳩部分の第1虹彩より、外側に押され巾が短くなっています。8時の位置のスピードラインはこの目の中で一番長さと巾があることがわかりますか?

鋸歯に上地の粒子がもっと多くあって、瞳孔へのスピードラインが強ければ、斑点の眼になります。


 ■R.Fleminng的スピードライン研究A■源流モンスターバイオレット号、当歳700キロ当日14位の眼   イレブン  2021年6月3日(木) 2:59 修正
MIT様、講評ありがとうございます。

「眼の理論」は、結局、実際のレース鳩の眼をどこまで「解析」できるかということになりますので、こうして、実際に自分が作出して飛ばした鳩を講評頂くことが一番勉強になります。

理論として書かれていることも、実際にに自分の鳩に当てはめてみるとよく分からなくなることも結構あるのが『眼』の領域です。

そうした意味で「眼」の理論は、長い時代「口承相伝」として「秘伝」化されてきた我が国の歴史があります。

しかし、イギリスやオランダなどのアイサイン研究等の歴史は、数多くの検証データを根拠とし「エビデンス」を蓄積して理論の構築を公開していくという伝統が主となっています。

実際に、イギリスやアメリカでは、「アイサイン品評会」などが開催され、鳩界誌でも相当長い期間研究記事が掲載されていました。研究的な文献もレース鳩が誕生した時代に遡る頃から発刊されていたようです。

海外レース鳩研究の第一人者関口龍男先生が、著書「鳩共に70年」にて、「愛鳩家は、古今東西、眼をみる」と断言されているのは、そうした歴史をキチンとご存じだった証です。

インターネット時代が一般化し始めた21世紀も、もう20年が過ぎ、誰もがスマホでググることであらゆる情報が手に入る時代となっています。手軽に画像をデータ化出来るようになっているので、レース鳩の「眼」の研究ほど格好な研究対象はないのではないかとイレブンは思っております。

絶滅危惧種に仲間入りしているのではとさえ感じる我が国のレース鳩の世界です。MIT様からこのようにしてレスを頂いている今回のような企画が、きっとレース鳩の「楽しみ」を掲示板をご覧頂いている多くの皆様にも広げていっているのではないかと思っています。

源流系の記録鳩の眼を引き続き掲載してみますので、遠慮なきご講評をお願いいたしますね。

 :  イレブン  2021年6月3日(木) 3:18 修正

 両目を比べるのはなかなか楽しいですね!  MIT  2021年6月3日(木) 8:45 修正
まず、右目の考察に入りたいと思います。
鋸歯(スピードライン)は〇印で示した所が一番大きいかと思いますが、瞳孔を囲む右目という事で、時計の位置として8時から2時までが巾が広く暗いアイサインとなっています。そして10時くらいの所に鋸歯がアイサインの輪に落ちかけていますが、強くは落ちていません。

 両目を比べるのは楽しいですね!A  MIT  2021年6月3日(木) 9:04 修正
次に左目ですが、鋸歯(スピードライン)は8時の〇印にありますが、隣の7時くらいにある鋸歯が崩れて、やや巾がない形になっています。
同じく瞳孔を囲む時計の位置で5時から10時が後部のアイサインの輪に比べて広く暗くなっています。 この右目と左目の暗い部分の位置の色の違いが判りますか?左目の方がより黒くなっています。そして第1虹彩の位置を白い標で示しました。右目に比べ左目の方が第1虹彩の巾が狭くなっているのがわかりますか?

左目の方が選手鳩の部位がより発達しています。
この発達により、種鳩部分のアイサイン2時の位置に鋸歯が落ち込んでいます。

この他に右目の方が、ややくすんでぼやけて見えますし、右目の眼環の嘴側は喧嘩による腫れがあるかもしれませんが、左目の眼環の止は、はっきりしています。

北コースを辿る鳩は左目で太陽を確認しているので、より発達しているのかもしれません。

左目のアウトバンド近くに、瞳孔へ向けて鋸歯がある場所は、虹彩より少し縦に飛び出ていることも示しておきます。

また5時から11時と言っていましたが、眼の写真から4時から10時の方が正しいと思いますので区切った選手部分と種鳩部分の線の角度が間違っていました。 距離についての位置はそのままで大丈夫です。

 ■R.Fleminng的スピードライン研究B■【源流モンスターキッド号】、当歳700K 翌日6位の眼  イレブン  2021年6月4日(金) 4:46 修正
MIT様、源流系の代表鳩たちの眼の講評ありがとうございます。もうしばらく参考鳩として源流系の鳩たちの目の画像の掲載を続けさせて頂きます。お時間あるときでかまいませんので引き続き、眼の解析をお願いいたします。

帰還コースによる左右の眼の発達どの違いなど、興味深く読ませて頂いています。

鳩レースそのものが、単に距離だけではなく、レース当日の気候、鳩自身ののコンデション等など様々な要因が影響し合う性質のものなので、眼の構造とレース結果との関連性を結びつけていくことの難しさは当然あるものだと思っています。

眼の理論については、あくまでそのことを踏まえた上で、数多くの「エビデンス」を重ねて行き、一つの傾向として導き出されてきた「見方」だと捉えていく必要があると思っています。

MIT様が、あえてレース鳩の「楽しみ方」のひとつということを強調されているのもこうしたお考えからとイレブンは考えています。

R.Fleminngさん達の理論をどのようにとらえるのかということも、それぞれの考え方の中で整理されていかれればよい問題です。

イレブンとしては、とても「楽しく」読ませて頂いています。



 両目を比べるのは楽しいですね!B  MIT  2021年6月4日(金) 13:11 修正
先ずは、先程と同じように右目から見ていきたいと思います。

フルサークルのパールアイです。

今までの鳩と違いブリーディング部分への鋸歯の落ち込みがありません。
又、第1虹彩は 選手鳩部分もまずまずの圧縮をされており、瞳孔に引いた線の所が特にアイサインの輪も黒く落ち込んでおりレーサーとして好ましい特徴を持っています。

種鳩部分においても一部圧縮が足りない部分が11時ぐらいに見えますが、9時ぐらいに素晴らしい圧縮を見せており種鳩としても好ましい特徴を持っています。

フレミングの本で言うDUAL PURPOSEといわれる目です。

 両目を比べるのは楽しいですね!C  MIT  2021年6月4日(金) 13:57 修正
左目についても考察していきましょう。

パールアイは同じですが、右目に比べて白く光る部分が多いですね。

まずは選手鳩の部位を見ていきましょう。第一虹彩の圧縮が右目より強いことがうかがえます。そのため右目では鋸歯に印を打った間隔が広いのに、こちらの眼では間隔が非常に密になっており、同じように瞳孔に示した印のアイサインの輪が暗くなっております。

左目の方が圧縮、密度共にはっきり出ています。

種鳩の部位においても、右目よりバランス良く圧縮されており、DUAL PURPOSEとしてみてよろしいのではと思います。

但し、私はこの目をメタリックアイ(プラチナ)とは呼べません。
理由は、この鳩のアイサインの輪の種鳩部位部分が瞳孔に向けて傾いているからです。
細かい粒子が瞳孔へ向けて縦方向に細かなスジが見えると思います。
選手鳩部位には6時から10時まで長距離線が入り縦スジは少ないです。

この為に、種鳩部位のアイサインの輪にフレミングの言う4倍ビーズがないのです。
メタリックアイは粒白(又は黄粒)が下地に沈み細かな黒を纏った時にできるのです。
その意味では、右目の方は圧縮が少ないので、種鳩部位のアイサインの輪に4倍ビーズが見られます。

この理由により、斑点眼(SPOT EYE)にもメタリックはありません。

昔のスネーク系の源鳩稚内1号×黒真珠のアイサインを思い起こしてください。

:右目と左目を間違えていた個所を訂正いたしました。

 イレブン鳩舎初期基礎鳩 ムロタ鳩舎作 【ムロタ稚内1号×黒真珠号】  イレブン  2021年6月4日(金) 15:47 修正
MIT様よく覚えておられましたね。イレブンがまだ独身の頃、小倉スネーク鳩舎時代にスネークパパさんから導入したムロタ氏作の基礎鳩の一羽です。

スネーク理論で言う「バイオレットのプラチナ巻き」眼です。
ほぼ、限界点を超えています。

イレブンはここまで追ってはいけないと思っています。追いたくなりますけど……。

 稚内1500キロ総合優勝【ムロタ稚内1号】  イレブン  2021年6月4日(金) 15:52 修正
バイレットの金巻き眼 眼の画像は現存しません。

 イレブン鳩舎初期基礎鳩【黒真珠号】ムロタ稚内3号の母  イレブン  2021年6月4日(金) 15:55 修正
直系で稚内1500キロ鳩が十数羽誕生したムロタ系最高雌種鳩

 統一理論について  MIT  2021年5月26日(水) 19:44
修正
梅雨に入りレースも中止となったので、少し過去を振り返って何を考えて鳩を考察したかを思い出してみました。

大学のそばの鳩屋さんで愛鳩の友を買いに行ったところ、チャンピオンという雑誌が創刊されており、写真も豊富だったので毎月購入しておりました。
その中の記事で、オランダのニッシンクさんが鳩の講評をしていたのを見て驚きました。 
かごから取り出した時から手渡される前までにその鳩について喋り出し、掴んでから更に細かく説明した事により、彼は外観からの情報を得てデータ判断していたからです。その判断は的確であり、それは判断基準を持っているという事でした。掴んでからは、顔の表情だけでなく筋肉構成、眼の構造、呼吸器の状態等を整理して鳩質を見極めているという感じでした。

この事から物理学でいう統一理論というか、鳩についての基本的な考察がヨーロッパでは持たれているという事でした。

鳩の資料を集める事から始めないといけないとの考えで色々と集め始めましたが、なかなか集まらずに挫折しかけていた所に1978年のフレミングのレース鳩に対する科学的考察を訳さないかとの誘いを受け、勉強会に参加しました。この本に書かれていることはなかなか理解しがたく、前提となっているビショップの本が必要だとして、購入したところ理解が進みました。

1965年にイギリスのビショップが提唱した認識の法則は、統一理論に必ず必要だと思います。

この後に、ビショップの認識の法則を説明し、アイサインと筋肉の発達の関連性を考察してゆきたいと思っています。



 統一理論についてA  MIT  2021年5月26日(水) 20:11 修正
ビショップ認識の法則  
1. NO SIGN 2.LYING SIGN 3.STANDING SIGN 4.HALF SIGN 5.FULLCIRCLE  これを繰り返すことにより筋肉層の進化(隆起)する
6.SERRATED SIGN 7.STRONG SIGN 8.BROKEN SIGN
9.YELLOW SIGN 10.GREEN SIGN 11.VIOLET SIGN
余談:3.はQUARTER SIGNとすべきかと思う。
理由は、筋肉繊維の発達に則した位置から最初はLYINGからはじまりQUARTER部分へ進化、そしてハーフへそれが全周めぐりFULLCIRCLEとしたほうが、進化の度合いを理解しやすい。

眼の構造        
レンズに付帯した筋肉層で、一般的に色のある上地と黒またはこげ茶に見える下地によりレンズの厚み瞳孔から入る光の量の調整をしている
筋肉層の発達により下地のアウトバンド側が盛上り、虹彩は外側に押される。
それによりアイサインの輪の一部は少し陥没し下地へ触れ暗く見える。(これがアイサインの意味である。) この発達が全周に亘ればフルサークルとなる。

フルサークルの状態から更にアウトバンドから瞳孔よりの部分が発達隆起をくり返すと最初の虹彩が圧縮された全周の内側に同心円が出来るようになる。
これを繰り返すことによりストロングサインへ至る。


光の三原色と色の三原色
眼の構造を認識しているのは、我々が外からの眼に入った光が、その構造と同調する波長を吸収され、同調しなかった波長が反射されて我々は情報を得ている。
筋繊維の細いもの、粒子の細かいものは波長の短いものを吸収し、波長の長い赤や橙色を反射する。 これは前回でも述べています。 
光の波長が短いものは青、青緑から長い赤、橙がありこの二つの特徴を持った物は赤紫です。この光の波長を組み合わせて明度を上げるとその頂点では白となります。

鳩の羽色は色の三原色です。 下地の色は白(アルビノの鳩は白)その上に色々な波長をもった色素(短:青 中:黄色 長:赤)が組合されて頂点では黒となります

眼と羽色は共に上地と下地を持っていることになります。

ビショップの認識の法則のノーサインからフルサークルまたはストロングサークル迄の説明をいたしましたが、分りにくいということがありましたら質問をください。

 『The SECRET of EYE-SIGN 』by S.W.E.BISHOP 研究  イレブン  2021年5月26日(水) 22:58 修正
MIT様 貴重な投稿を頂き、大変感激しております。ずっと投稿をお待ちしておりました。

1947年発刊された、S.W.E.BISHOP の『The SECRET of EYE-SIGN 』と1976年発刊のR.Fleminng『A Practical Approach to the Study of Eye-Sogn(in Racing Pigeons)』は、外国での眼の研究分野における重書中の重書です。

MIT様が、早い時期からこれらの著書の翻訳作業に関わられていたことを知り、大変驚いている次第です。

MIT様の「ビショップの認識の法則のノーサインからフルサークルまたはストロングサーク迄」の解説を読ませていただき、以前からおっしゃっておられた「統一理論」の意味合いがようやくわかりかけてきました。

@ 眼の筋肉層の発達隆起という現象から眼の構造をキチンと理解すること。
A 眼の色素を光の波長と結びつけて理解すること。
B 羽色もいろいろな波長を持った色素によって構成されていること。
C そして、光の三原色と色の三原色という見方で捉え眼と羽色には共に上地と下地を持っていること。

このように考えていくと、「S.W.E.BISHOPの認識の法則」が『統一理論』を追求していく上でその足がかりとなる重要な理論である」というように理解してよろしいのでしょうか。

イレブンは、実に興味深い視点だと思いました。イレブンが、以前触れていた「原型と退化」の考え方も、きわめて似ている考え方に立っているように思っていますが、MIT様のお考えをもうちょっとちゃんと理解した上でこの点は述べていきたいと思います。間違って認識しているような点がありましたら遠慮なくご指摘くださいね。

先ずは、掲示板をご覧の他の皆様のためにも、有名な「BISHOPの認識の法則」についてイレブンの手元にある資料から引用させていただき、共通理解を図りたいと思います。いろんな方のご意見を伺う機会にもなるかと思います。面白くなりそうですね。

 【引用資料】)「BISHOPの認識の法則」■No.1■(NO SIGN)(『The SECRET of EYE-SIGN』より引用)  S.W.E.BISHOP   2021年5月26日(水) 23:19 修正
 
 瞳孔の周辺を調べると、この目が全く「アイサイン」が含まれていないことを示しています。この明確な結論に達するまでには、良好な光(ただし、太陽のまぶしい光)の近くでハトの目を保持し、明るく晴れた日にそれを検査する必要があります。

「目のしくみ」本作の第2部を参照してください。そして瞳孔の拡張と収縮に対する光の値の効果について書かれているものに注意してください。

 全く「アイサイン」が含まれていない1番目のハトは、長距離鳩として役に立たちません。」 

 ■N0.2■ ”LYING SIGHT ” ” 横たわる光景”    2021年5月26日(水) 23:22 修正
『それは、瞳孔の周りの下の方の領域で発見されているので、この記号は「ライイングサイト」(横たわる光景)として知られています。

 最も大きな強さを示すものとして、それは、長さ(範囲)、および幅(瞳孔の端からサインの外縁までの距離)において異なり、最も価値のあるものは、広さが最も広く、累さが最も深い濃いさがあるものです。

 「横たわる光景」は、すべての「アイサイン」の品種の最も一般的なものであり、それは丸い瞳孔の周りの25パーセント未満のときには非常に価値がありません。』(『The SECRET of EYE-SIGN』P21より引用)

(つづく)

 ■ N0.3 ■ Standing Sight ” 立った光景”    2021年5月27日(木) 4:51 修正
「これは2番と同様であるが、くちばしに瞳孔の中心から描かれた仮想の直線上に、瞳孔の外縁に関達して高い位置に見出されるので、これは「スタンディングサイト」として知られています。このサインは「ライイングサイト」ほど一般的ではなく、種鳩において価値があると考えられます。
 ここで再び、円形の25パーセント未満が瞳孔の周囲にある場合、このサインの価値は減少しますoそれは、広くかつ黒一色を表す必要があります。バラバラにされた外観ではなく。」

 ■ N0.4 ■ The HALF-CIRCLE  ”半分の円 ”    2021年5月27日(木) 4:52 修正
「このサインは、N0.2や上のN0.3よりとても強いです。
これは、瞳孔の円周の75パーセントの上方の周囲にあり、断片であるN0.2とN0.3を兼ね備えています。N0.4は、N0.7の「円」への足がかりであると見なされています」

 ■ N0.5 ■ ″FuLL cIRcLE ″ ” 完全な円”    2021年5月27日(木) 5:04 修正
「ここに、この本の前のページで言及した「完全な円」の私たちの最初の明示があります。あなたは、サインが瞳孔の全周ラウンド、途切れることなく、延びていることに注意します。しかしながら、それは、鉛筆ポイント幅の細線として現われるいくつかの場合にかなりの幅のない素晴らし<薄いラインとしてのみ表わされます。
N0.5は、非常に良好なアイサインですが、N0.7の幅と強さを欠いています。」


 ■ N06 ■″ THE SERRATED SIGN “ ”鋸歯状のサイン“    2021年5月27日(木) 5:06 修正
「このサインは、それが元本の発行日以降のさらに大規模な調査の結果として、元の『認識の手法』のバリエーションとして紹介されている非常に稀で、非常に貴重なものです。これは。非常に並はずれたハトの目でのみ見つかった「のこぎり歯状の」(あるいは釘のような)サインです。
これは、実質的に瞳孔を取り囲み、黒一色であり、サインが広いことに注目されるでしょう。サインの外部の端は『釘のようにとがった』ものであり、そのポイントは虹彩へ先細りになるべきです。

統計では、このサインのトリが並はずれたレーサーだけでなく、長距離鳩のブリーダーとしても卓越していることを示しています。

これが、良い広々としたメスの目で見られる場合は、特に「ブリーダーの目」を示すものとして、私はこのサインを考えています。私はN0.10とそれを交換することはありません。

テストの数千のうち、ごく少数の鳥は、この鋸歯状のサインの痕跡を示しましたが、このすべての実例においてこれらの鳥は、優れた見本であることが判明しました」

 ■ N07 ■”THE STRONG CIRCLE” ” 強い円    2021年5月27日(木) 5:13 修正
 「これは良い幅の広さと色の深みのある「強い完全な円」で、濃いトーンであり、明確に区切られています。
 このN0.7は、非常に価値ある本物の「完全な円」を表しており、繁殖目的のために理想的です。多くのチャンピオンは、特にこの「アイサイン」のグレードを有しています」

  ■ N08 ■ ″BROKEN SIGN ゛″   ” 壊れたサイン”    2021年5月27日(木) 5:14 修正
 このサインは別の非常にまれなマーキングです。
そのサインは、ほぽ瞳孔を囲んでいるが、それは「ライイング」の位置から離れて膨らんだということに気づかされます。それは並はずれたハトの目でのみ見つかり、したがって、よい長距離のレース用の特性を示します。

 ■ N09 ■ “THE YELLOW “  ” 黄色”    2021年5月27日(木) 5:15 修正
「 私はあなたが非常に、非常に慎重にこのサインを勉強してほしい。
一見すると、上記N0.2のような「ライイングサイト」より衝撃的な何ものでも構成されていないように見えるでしょう。
4)非常にたくさんの半専門家「アイサイン」スペシャリストは、このサインを並みのN0.2と間違えました。実際には。それはN0.10に次ぐ2番目のものです!
 瞳を囲む部分を研究すれば、それは正常な幅の黄色の円の中心にあるが、虹彩の黄色の背景とは別のものであることがすぐに分かるでしょう。
  「ライイング」はこのかすかに着色された黄色い円の上に重ねられたことになっています。これもまた、「黄色」のサインとして、非常に重要なものです。
 この本を書く時までに、「スタンディング」サインを備えた「黄色」は見つかっていません。あらゆる例において、「ライイングサイト」が、瞳孔のまわりの黄色いバンドの上にありました。
 あなたは黄色のバンドが、実際には別々の染色であり、虹彩の黄色の単なる一都と一群ではないことをはっきりさせることは非常に重要です。
このサインは、よい長距離鳩および種鳩として価値があるに違いないことを示しています。私は、すべての色つきのサインが好きですが、それは非常にまれです。」

 ■ N0.10 ■″THE GREEN ″″    2021年5月27日(木) 5:21 修正
 これは有名な「グリーン」で、すべての「アイサイン」の中で(N0.6以外は)最も珍しいものです。
 「グリーン」と呼ぱれますが、それは実際には、濁ったグリーンの(決してエメラルドや草の緑ではない)色合いであり、他のすべてのサイン・マーキングのように、広さと色の濃い深さがある必要があります。この「アイサイン」を持つハトが種鳩で常に貴重です。


 ■ N0.11 ■″THE Violet ″バイオレット N0.10に相当    2021年5月27日(木) 5:25 修正
「 チャートに示されていない「バイオレット」着色は、「グリーン」に相当しますが、真珠や石目にだけ「バイオレット」が表れます。赤、檜赤色、黄色と茶色の目のときだけ「グリーン」になります。
 この「アイサイン」は,真珠や石目よりも、赤と黄色の目で検出する方が簡単です。
夜更けに検査する場合、非常に強い虫眼鏡および非常によい光を必要とします。
検査員が徹底的な調査をしなかったので、多くの良い真珠目のハトは、下位のアイサインのランクに類別されました。」

 統一理論についてA後編  MIT  2021年5月28日(金) 20:46 修正
ストロングサークルは所謂ブラックアイサインと考え、虹彩の下にはバウムクーヘンのような同心円を持っていると仮定すると、サウスタイム様が言われていた王冠(ボトルキャップ)のような形をした血管と粒子がアイサインの輪の周りに見られます。
DフルサークルFのストロングサークルで前回は一度説明を区切ったのは虹彩の外側からアウトバンドに向けての圧縮を説明したかったからです。(虹彩における長距離線)アイサインの輪にも長距離線が現れます。所謂、長距離を帰る線として説明がありました。

今回はE鋸歯サインは別の方向への圧縮となり、Eの要素を持った眼としてGからJを説明していきます。
ビショップの模式図を見てわかるかと思いますが、嘴側の暗いアイサインの上に血管と粒子が鋸歯状に乗り上げています。これをスピードラインと説明されていました。
これはスピードも当然あるかとは思いますが、虹彩を瞳孔に向けて圧縮するのです。
Gへ行く前に眼における黒とは何かを説明する必要がありますので余談として取り上げます。光の三原色で白が重なり合う頂点ですので、黒は何?という疑問を持たれると思います。黒は光が反射されないという事なのです。穴が空いている。溝がある。また圧力による滲んだ液体も光の波長を吸収し暗い印象を与えます。
この前提(仮定)によりブロークンサインは、上からの圧縮によりアイサインの輪、または虹彩部分に黒い滲みをもつ事から壊れた眼という名を与えられました。ブロークンサインは、密度を持った優秀な眼として取扱われています。

Hのイエローは、アイサインの輪に色をもった鳩であり、ストロングサークルの特徴に併せ持ち、更に鋸歯をもち圧縮を受けた虹彩は下地への圧力により少し暗いイメージを伝えてきます。アイサインの輪までは鋸歯状のスピードラインは乗り上げておらずにアイサインの輪は虹彩の黄色とは分断(同じ色とは異なるという意味)されています。瞳孔は丸く、楕円ではありません。ややLYING SIGNのように黒くなっている部分は、少しその部分が他の全周より発達しているからなのです。

Iのグリーンは同心円と鋸歯がより圧力をかけている為に虹彩は暗い外観を呈しアイサインの輪だけでなく虹彩の中にも粒子がメタリックのように輝いたりして見えています。



 

 Jバイオレット  MIT  2021年5月28日(金) 21:46 修正
優性のバイオレットの写真です。

 Jバイオレット-2  MIT  2021年5月28日(金) 21:48 修正
優性のバイオレット

 Jバイオレット-3  MIT  2021年5月28日(金) 21:51 修正
劣性のバイオレット

違いが判りますか?

 アイサイン部分の「白」の違い  イレブン  2021年5月29日(土) 3:44 修正
MIT様の今回の解説をしていただいていることで、イレブンは、以前目を通していたS.W.E.BISHOPさんの理論やそれを更に研究し発展させたR.Fleminngさんの理論を改めて読み直しているところです。

実は、以前目を通していたとき、何度読んでも頭の中に入ってこなかったことが今回のMIT様の解説を読ませていただいていることで、絡んでいた糸がほどけるように理解が出来るようになっています。

今回提示いただいてる3つの「Violet」眼の画像は、R.Fleminngさんの『A Practical Approach to the Study of Eye-Sogn(in Racing Pigeons)』で「第9章 バイオレットの仲間(9. A Bunch of Violets)」で挙げられている画像ですね。「バイオレット-3」の画像はNo.30「バラットの雄種鳩」の画像だと思います。

さて、このViolet眼の優性、劣性の問題については、S.W.E.BISHOPさんもR.Fleminngさんも取りあげてかなり詳しい解説を述べています。その中で、最も焦点となっているのがこの優性・劣性の問題だと思います。そして、この優性・劣性の判断は「真の『アイサイン』部分」の色で判断するとしています。

S.W.E.BISHOPさんは、この点について次のように述べています。

●劣性の「Violet」……常に「水色や灰色がかった色」合いで表示されています。

●優性の「Violet」……常に本物の「バイオレット(スミレ色・青紫色)」または白です。

R.Fleminngさんは、上記のS.W.E.BISHOPさんの理論を踏まえた上で次のように解説しています。

● バイオレットアイには優性と劣性の2種類があります。前のテキストでは優性バイオレットに言及しましたが、劣性バイオレットはすぐに見つかって説明されます。主要な違いは。二重円の輝く白の下敷が、下敷であることに限定されないということであり、すなわちより大きな種類のホワイト・ビーズが、アイサインリングでカバーを作るのを見ることができます。このように、それにはっきりした色(白)を与えます。
 劣性のバイオレットおいて目に見える青いビーズは、どれも通常ありません。しかし、これがすべてのケースで明確であるというわけではありません。劣性バイオレットについてのもう一ポイントは、見える白色が優性バイオレットと同じ純粋な白ではないことにあります。


この2点を踏まえると「Violet」の優性と劣性の違いは、アイサイン部分の違いは、「より大きな種類のホワイト・ビーズ」があるかないかの違いであり、ヤンセンさんが語っていた「輝きのある白」(※スネーク理論では「プラチナ(白金)」)のあるなしによって判断しているということではないでしょうか。

イレブンは、MIT様が今回投げかけていただいた問題は、S.W.E.BISHOPさんの理論やR.Fleminngさんの理論を理解していく上で核心となる部分のようにイレブンは感じております。

そして、MIT様がおっしゃっている「統一理論」の考え方から解釈していくことで今まで難解に思えていたこのS.W.E.BISHOPさんの理論やR.Fleminngさんの理論がすっと理解できるようにもなってきています。

更なる解説の展開を願っています。よろしくお願いします。

 「統一理論」について  イレブン  2021年5月22日(土) 22:14
修正
先日、MIT様から教えていただいた「統一理論」について、ちょっと調べてみましたが、実に興味深い「考え方」だということが分かってきました。

明日の夕刻の会議までに仕上げなければならない仕事が急に入ったため、ここ数日、バタバタしていたため、あまりレス出来ないでいますが、どこかで、ちゃんと整理しておく価値があるように思っています。

ネットで検索して出てきた資料を掲示しておきますね。近々、どこかで、眼の理論を更に踏み込んでいければと思っています。

「統一理論」の考え方は物理学の概念のようですが、その原理的な発想や考え方はレース鳩の歴史の中でも、世界中の人たちが思考してきた方向性に似ているように思います。

イレブンは、我が国でも、このレベルでレース鳩の眼の理論が議論されるようになれば、もっと「面白さ」が広がるように思っています。残念ながら、そうした風潮は中々生まれてきませんね。

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■統一理論の父 ワインバーグに聞く■
https://www.nikkei-science.com/page/magazine/1102/201102_088.html

自然界のすべての力を統一する究極理論の構築は現代物理学の最終目標だが,この分野の研究でテキサス大学オースティン校のワインバーグは大きな貢献をした。1960年代,素粒子物理学の基本的な枠組みである「標準モデル」の柱となる2つの理論の建設に尽力した。1つは電磁気力と弱い力を統一する「電弱統一理論」,もう1つは強い力に関する理論だ。以降,ワインバーグは標準モデルで唯一扱えない力,重力を統一理論に含めようと,ひも理論などの研究に力を注いでいる。

 ワインバーグはまた,素粒子物理学を宇宙論に適用しようと試みてきた。暗黒エネルギーを並行宇宙によって説明する彼のモデルは,多元宇宙論を支持する論者に広く引用されている。史上最強の加速器LHCが稼働,「革命前夜」とも言われる現代物理学が,これからどこに向かうのか,ワインバーグが自身の展望を語った。

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■大統一理論■

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

大統一理論(だいとういつりろん、英語: grand unified theory, GUT)とは、電磁相互作用、弱い相互作用と強い相互作用を統一する理論である。幾つかのモデルが作られているが、未完成の理論である。

電磁相互作用と弱い相互作用の統一は電弱統一理論(ワインバーグ=サラム理論)としてシェルドン・グラショウ、スティーヴン・ワインバーグ、アブドゥ・サラムにより完成されている。

■概要■

「自然界は四つの基本的な力(電磁相互作用、弱い相互作用、強い相互作用、重力)で表される」とする。

「宇宙の始まりに存在したのは唯1つの力だけで、その後これらの四つに分かれた」という考え方から、これら四つの力を一つの形で表して統一しようとする理論がいくつかあるが、大統一理論(GUT)はそのひとつである。

GUTはこれらの力のうち、重力を除いた前者三つを一つの形に統一しようとしている。

大統一理論は重力については考えていない。重力までも統一する理論のことを超大統一理論ないし万物の理論という。

■GUTの歴史■

この理論の歴史を源流まで遡るならば、マクスウェルによる場の方程式による電磁場理論によって電気と磁気が統一されたことから始まる、と言ってもよい。アインシュタインの一般相対性理論に大きな影響を及ぼし、「統一場理論」への夢につながった。その後電磁相互作用と弱い相互作用が統一された。その後作られたこの大統一理論は、三つめの「強い相互作用」も統一しようとする理論である。
提唱年と提唱者
歴史的に言うと、最初のまぎれもない大統一理論が提唱されたのは1974年のことで、ハワード・ジョージとシェルドン・グラショーによるものであった。

「ゲージ変換」という、ある式にある操作を施しても対称性(ゲージ対称性)が保たれるという数学的手法を使い、知られている性質を説明し未知の性質を予言し、それを検証することによって理論を確認しようとしている。

■近年の動向■

標準理論では説明できない現象を説明しようとして作られたこの理論は、ビッグバン理論(インフレーション宇宙論)の基礎ともなっているため、様々な検証がおこなわれている。カミオカンデの実験により最初の大統一理論は否定され、超対称性という概念を加えた新しい大統一理論を検証の対象としている。ひとつは、([いつ?]..年から)東京大学の森俊則教授の率いる日本・スイス・イタリア・ロシア・米国の国際チームがスイス・ポールシェラー研究所で行っているのが、ミュー粒子が崩壊して電子とガンマ線になること(μ→eγ(ミューイーガンマ)崩壊)を観測する実験である。標準理論では起こらないが、大統一理論では数千億から数兆分の一の確率で起こることが予想されていた。2011年9月に発表された5年間の5千億個の実験による中間報告[1]では発見できなかったため、実験を2年間継続し10兆個のミュー粒子で検証することになった。2013年までスイスで行われたMEG実験では2.4兆個観測では崩壊が見つからなかった。なお研究は継続中であり、約10倍の実験感度を改善し、3年間で25兆個を観測するMEGU実験の2021年開始を目指している[2][3]。

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■統一理論はできるのか?■野尻美穂子

https://research.kek.jp/people/nojiri/kagaku.pdf

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 第1回コロナワクチン接種に行ってきました。  イレブン  2021年5月20日(木) 16:43
修正
今日、妻と一緒に、午後3時の第1回コロナワクチン接種に行ってきました。
会場到着からワクチン接種後、会場を後にするまでに約1時間30分で終わりました。2回目の接種の予定は6月10日です。もう少しの辛抱だと思っています。

外部会場でのワクチン接種で今日が初日でしたが、行政のスタッフが実に細やかで丁寧な対応されていて感心しました。相当な人数のスタッフが配置されており、とてもスムーズに進行されていました。外国のワクチン接種の様子などをテレビで見ていましたが、我が国のこうした対応は格段上の対応のような気がしました。こうした業務に関わっている方々への感謝の気持ちを忘れてはいけないなあと妻と話しながら帰宅しました。

 ・  イレブン  2021年5月20日(木) 16:45 修正

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