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 ■全文翻訳研究 . No.013 ■:【THE EYE - A Treatise on "Eye Signs"and a Study of the Eyes of Great Families of Homing Pigeons(論説:レース鳩のアイサインと代表的系統の眼の研究)by George F. Twomblysi.■ 本書の構成について■  イレブン  2022年8月3日(水) 4:51
修正
先日から、第U章「STUDY OF THE EYES」の翻訳作業を進めていき、この大森正博氏が所持していた『THE EYE』の本の構成がやっと分かってきました。イレブンは、この本がベルギー本国の何らかの眼に関する研究書を元に編集した著作ということは、George F. Twomblysさんが書いた「まえがき」の次の翻訳文章から推察していました。

●「目の研究についての完全な本を作るために、この本に、私は、現在の自鳩舎の鳩を構成する各系統の目に関する一連の古い研究論文から編集した、年代順の「目の研究4」を加えました。」

実は、この文章の翻訳は最後の文が不正確でした。「一連の古い研究論文から編集した、年代順の『目の研究4』を加えました」ではなく「アメリカ鳩界誌『THE PIGEON MEWS』で紹介された一連の眼の研究論文の中から、年代順に、『目の研究』の論文を4つ選んで編集しました」とすると、この本の編集構成がどうなっているのかがはっきりします。

つまり、「年代順に、『目の研究』論文を4つ選んで編集しました」の4つの論文とは、

研究論文@……〔序〕「PERSONAL OBSERVATION(個人的見解)」

研究論文A…… 第T章「THE EYES」

研究論文B…… 第U章「STUDY OF THE EYES−Connection existing between the eyes of a subject and its quality−」

研究論文C…… 第V章「STUDY OF THE GREAT FAMILES」

となっているわけです。(この翻訳研究でイレブンは、その研究論文それぞれを便宜上、「序」・「第T章〜第V章」と位置づけて翻訳作業を進めていますが、原文には、「序」や「第○章」という表記は有りません。)つまり、この『THE EYE』は、George F. Twomblysさんが、編集者として、眼に関する研究論文をピックアップしてまとめた本であると言うことになります。本書には、何故か「目次」が掲載されてないため、全体の構成がはっきりしていなかったのでこの項を書きました。

(つづく)

 ■全文翻訳研究 . No.014 ■:【THE EYE - A Treatise on "Eye Signs"and a Study of the Eyes of Great Families of Homing Pigeons(論説:レース鳩のアイサインと代表的系統の眼の研究)by George F. Twomblysi.■ 「第U章 眼の研究」について■  イレブン  2022年8月4日(木) 20:57 修正
この第U章の論文の原文のタイトルは「STUDY OF THE EYES−Connection existing between the eyes of a subject and its quality−」です。直訳すると「眼の研究ー被写体の眼とその品質との関係ー」となります。「「被写体」とは、「撮影する対象物のこと」ですから、「目の画像とその鳩質との関係」について述べた論文と言うことになります。眼の研究では、多種多様な虹彩の色や眼の構造をどのように解釈し、眼の品質を判断するのかが最も重要な論点です。しかも、このことは、眼をどのように判断するのかについて、現在でも様々な議論がある最も本質に関わるテーマだとイレブンは考えています。

この論文を書いた人は、有名な『THE EYES OF THE GRET FAMILES』(左画像)の著者Felix Gigot[フェリックス・ジゴット]の息子さんのアンリー・ジゴー[AnryGigot] です。

本論文の中に次のような解説が載っています。

「相関の輪の発見は比較的新しい。鳥一般、特に鳩に関する多くの書物で研究されているにもかかわらず、このことが初めて言及されたのは、ベルギーにおける鳩問題の最大の権威であるF. Gigot, A. Andre, A. Durieuxの3人が共同で書いた "Le Professeur chez soi "という本の中だけだったからである。この本は1904年にブリュッセルで出版された」

これまで、この「スネークパパの部屋」で幾度も話題に挙げてきた「相関の輪C/A」の出所が示されています。本論文では、この「相関の輪」とは、何を指しているのか、そして その定義も示されています。

それでは、本書P19〜P23に書かれてある「第U章 STUDY OF THE EYES(眼の研究)」の全文翻訳を始めます。

 ■全文翻訳研究 . No.015 ■:【THE EYE - A Treatise on "Eye Signs"and a Study of the Eyes of Great Families of Homing Pigeons(論説:レース鳩のアイサインと代表的系統の眼の研究)by George F. Twomblysi.■第U章 眼の研究ーレース鳩の目とその鳩質との間に存在する関係ー P19-P20■   ■■■■  2022年8月6日(土) 3:31 修正
[P19]
■第U章 STUDY OF THE EYES(眼の研究)■

◇レース鳩の目とその鳩質との間に存在する関係◇

鳩の問題で、鳩の目に関する問題ほど議論されたものはなかったと思われる。というのも、科学が勝利を収め、光をあらゆる場所に拡散させ、その計り知れない恩恵によって我々に利益をもたらしてくれるからである。

すべての外見的特徴のうち、目の特徴は、矛盾することなく、品質という観点から見たその啓示の主要なものであり、観察者が注意を払わなければならないのは、特に目の品質の方である。

しかし、これは個人の他の外見的特徴を観察から除外しなければならないことを意味するものではありません。この眼の研究の過程で、それらのうちのいくつかにしばしば言及することになる。

科学者が鳥類だけでなく、すべての種に対して行っている目の研究は、この時点で、多くの謎を私たちに明らかにする可能性がある。彼らは遅かれ早かれ、その努力は最も正当な成功を収めて見るであろう。

彼は、自然科学者が近づくことが可能な最も多様な動物の眼を、生きているときに調べた。

この高名な博物学者のこの時期の仕事から、どのような有益な推論が得られるのだろうか。

彼自身がこう語っている。

目に不規則な三半規管があることは、同じ種の他の個体と比較して、その個体が明らかに劣っていることのしるしであり、この特殊性が存在しない個体では、そのようなことはない。

この法則から、ある個体の知的価値と、その視覚器官の多かれ少なかれ規則正しい形との間には、多かれ少なかれ質の高い相関関係が存在すると結論づけることができる。

[P20]

この法則はすべての種に適用されるので、私たちはこの法則から鳥の利益を引き出し、研究に生かすことができる。

しかし、我々はそれをどのように解釈する必要がありますか?
* * *
個体の目の形が完璧であればあるほど、その主題は質に関して完全なものとなる。レース鳩の質は、帰還コースを見つけるという驚異的な能力をどのように利用するかによって評価されることが理解される。

これは、レース鳩の観点からは、先に述べた法則から導かれる自然な推論である。

しかし、もう一度はっきりさせておきたいのは、ここでいう「質」とは、対象がそのレースを帰還することにおいて示す価値のことである。

もし、鳩質が、その翼で空を飛ぶという品質の価値において最大の役割を果たすことを認めることに同意するならば、その鳩の知性による手段が、それに課せられた課題の達成に大きく関与し、その鳩が持つ性能がその知的品質に貢献することを否定する考えは誰にもないはずである。

この知的な性質と目の形との間にこそ、相関関係が存在するのである。-

レース鳩の完全な眼は、どのような様相を呈しているのだろうか。

レース鳩の完璧な眼は、4つの円に分かれている。

1. 瞳孔
2.質の相関の輪。
3.虹彩の第一の輪。
4.虹彩の第二の輪。

しかし、これらの4つの部分が理想的で完璧な全体を構成するために、何が必要なのだろうか。

瞳孔は丸く、他の3つの円は同心円の配置とその様相において絶対的な純度を持つこと。

これこそが、優れたレース鳩の眼が備えるべき本質的な資質であると、私たちは考えている。

◇目の色◇

虹彩の第一と第二の輪が持つべき色合いについて、もし我々がすぐに言及しないならば、この問題は、後に我々が占めることになる大きな系統の研究において、愛好家の心に疑いを残さないような形で扱われるからである。

この問題に関連して、ある種の鑑定家は、「目の弧がそのような色合いをしている被写体にその品質を認め、一方、虹彩の色合いが彼らの欲求に応えないものは無価値であると断言する」と言っていることをここで確認し、自分たちの考えを論じることにする。

 ■全文翻訳研究 . No.016 ■:【THE EYE - A Treatise on "Eye Signs"and a Study of the Eyes of Great Families of Homing Pigeons(論説:レース鳩のアイサインと代表的系統の眼の研究)by George F. Twomblysi.■第U章 眼の研究ーレース鳩の目とその鳩質との間に存在する関係ー P21-P22■  ■■■   2022年8月6日(土) 3:39 修正
[P21]
また、いくらお金を払っても、その理由も理由も説明できないで、石目(銀眼)の被写体をロフトに導入しないアマチュアも複数知っている(1)。

このようなことは、ほとんど常に根拠がなく、正当化できないので、いっそう不合理である。

(1) 石目、オレンジ目、黄色目とは、虹彩の最初の円が白、オレンジ、または黄色の目を指す。

これは気まぐれ、個人的な好み、偏見によるものである。

どの目の種類にも優れた被写体があり、その色合いは、後に理解させる機会があるように、人種的な問題ではありません。

オレンジ色の目でも、白や黄色の目でも、最高の品質の鳩に出会うことができる。

これは私たち以外(特に私の父、亡くなったFelix Gigot[フェリックス・ジゴット])が長年にわたって行ってきた観察の結果であるが、その正確さは私たちが実用的な根拠に基づいて研究する過程でしばしば証明されてきたものだ。

品種改良の際、虹彩の色合いが濃くなればなるほど、その対象は血統の豊かさと純潔さを示す。

◇相関の輪◇。

相関の輪の発見は比較的新しい。鳥一般、特に鳩に関する多くの書物で研究されているにもかかわらず、このことが初めて言及されたのは、ベルギーにおける鳩問題の最大の権威であるF. Gigot, A. Andre, A. Durieuxの3人が共同で書いた "Le Professeur chez soi "という本の中だけだったからである。この本は1904年にブリュッセルで出版された。

ここに相関の輪の定義がある。

相関円とは、瞳孔のすぐ周りを囲み、虹彩の最初の円の上に広がっているものである。

眼球全体を形成する最も狭い円であり、その色調は薄い灰色から黒まで様々である。しかし、屈折していたり、連続性がなかったり、幅が不揃いであったりと、不規則な形をしていることも多い。この最後の特徴として、眼の特定の場所、特に嘴の接合部においてより顕著である。

[P22]

石眼(銀眼)は、オレンジや黄色の眼に比べて、「相関の輪」をより鮮明に見ることができる。

多くの被験者に対して行った深い考察から、ある系統では、最初は「相関の輪」がないように見える被験者の多くが、肉眼ではほとんど感知できない方法で、「相関の輪」を持っていることがわかった。

この円を明らかにするには、前夜を太陽光線にさらすか、拡大鏡を使って調べれば十分であることが多い。

そのため、一見しただけですぐに探しているサインが出ないようなものは分類しない方がよい。

◇金属的(メタリック)な輝き◇

目の検査では、もう一つの特徴である金属光沢に出会うことがよくあります。
つまり、目に入った被写体が、金属が割れたときのようなきらきらとした輝きを放つのです。
この輝きは、その価値を示すために不可欠なものではないが、実用性のない鳩に見られることは、不可能ではないにしても、非常にまれである。
ある種の品種では、優秀な被写体のほとんどすべてがこの特性を持っている。

◇羽毛◇

羽毛の問題は目の研究とは関係ないが、よく固定された系統では、羽毛の色と目とその価値の間に、注目すべき相関関係が存在することがあることをここで述べておくことは有益であると思われる。

この点については、偉大な系統の特徴を詳細に検討する際に、しばしば言及することになろう。

◇結論◇

バランスのとれた体型の鳩が手に入り、その目がこれまで述べてきたすべての性質を備えていれば、その鳩は少なくとも競翔鳩としての役割を果たす可能性がある。

しかし、もしあなたが、確かな根拠に基づいて真剣に選択することが問題なのであれば、私たちが読者の手に渡す武器は、あなたの種族の将来を保証し、あなたのコロニーを輝かしいものにしたいという正当な望みをかなえる作業をうまく導くために知っておく必要があることに比べれば、小さなことだと躊躇なく言えるでしょう。

 ■全文翻訳研究 . No.017 ■:【THE EYE - A Treatise on "Eye Signs"and a Study of the Eyes of Great Families of Homing Pigeons(論説:レース鳩のアイサインと代表的系統の眼の研究)by George F. Twomblysi.■第U章 眼の研究ーレース鳩の目とその鳩質との間に存在する関係ー P23■  ■■■  2022年8月6日(土) 3:44 修正
この器官が被写体の起源を明らかにし、他の徴候や外見的な特徴が結びつけるべき家族のタイプから逸脱していないことも必要である。

眼が、あなたの対象が発せられたものの型として機能するもののモデルであることを確認することが必要であり、この条件なしには、少なくとも複製においては、その価値を失うのである。

もし、昔から、そして当然ながら、人間にとって、目は魂の鏡であると考えられてきたとしたら、鳩にとっても、目は種族の真正性を示す印である。

眼は、ある対象の系譜が書き込まれた画像であり、その起源に関する情報を与えるのは、主として眼である。

この原則を確認し、その品種に固有の特性を明らかにするためには、実践によって探求しなければならない。
***
この研究の第二部では、空想家がほとんど間違いなく活動できるようにするために、普遍的な空想のベースとして機能した主要な品種のそれぞれの特徴を、あなたの記憶に定着させようとするものである。

しかし、個体が成功するためには、個体の規則正しい姿、知的資質、そして器官の完璧な働きが不可欠であることは、決して見逃してはならないことである。

 大森正博氏が所持していた目の研究書『THE EYE-”EYE SIGN" IN HOMING PIGEONS』の翻訳研究を開始します。  イレブン  2022年7月22日(金) 22:39
修正
今月に入って、かつてあの海外通で著名だった大森正博氏が大切に所持していた目の研究書『THE EYE-”EYE SIGN" IN HOMING PIGEONS』がイレブンの手元に届きました。

大森正博氏が鳩の飼育を止められる際、それまで親しい関係にあった某氏に数年前手渡された書籍です。その後、その方も鳩の飼育を止められることとなり、回り回って、現在、イレブンの書斎の机の上にこの『THE EYE-”EYE SIGN" IN HOMING PIGEONS』があります。

大森正博氏といえば、九州では、今以て氏が導入された輸入鳩の子孫が活躍しています。岡山では、氏が作出された備前号を基礎鳩とした田槇氏の備前系で全国に名を轟かせました。大森氏が全盛期のM.ゴードン鳩舎の鳩を導入して作出した大森ゴードンといえば、超長距離時代には知らない人は居ないぐらい有名でした。

その海外のレース鳩事情通としても、日本を代表するお一人でした。鳩界誌にも幾度か登場されていますが、目の理論に関する発言の記録は残っていません。

近日中に、その大森氏が最後まで大切にしていた保管していたという『THE EYE-”EYE SIGN" IN HOMING PIGEONS』の全文翻訳研究を開始します。お楽しみに!!

 ■全文翻訳研究 : No.001 ■【THE EYE - A Treatise on "Eye Signs"and a Study of the Eyes of Great Families of Homing Pigeons(論説レース鳩のアイサインと代表的系統の眼の研究)by George F. Twomblysi.■ 表紙 ■   イレブン  2022年7月26日(火) 5:07 修正
この『THE EYE - A Treatise on "Eye Signs"and a Study of the Eyes of Great Families of Homing Pigeons』は、1951年にアメリカで出版されたGeorge F. Twomblysiが編集した書物です。

内容は、「Translation from Flemishu」(フラマン語からの翻訳)と記されているのでベルギー本国で出版されていた書物からの翻訳引用のようです。出典は明らかでは有りません。

フラマン語→英語→日本語とそれぞれ異なった言語を経ているのでこの翻訳文も少々わかりにくいところが出てくるかと思います。今後の翻訳の完成度を高めることが出来るよう、原文(英訳)の画像を全63ページ掲載することにしました。原文を読まれて何かお気づきの点が有りましたらお知らせ下さい。


当時のアメリカで出版されていた鳩界雑誌の「THE PIGEON NEWS」で連載された論説を本にして出版された書籍です。内容は、大まかには、レース鳩発祥の地であるベルギーにおいてどのように眼及びアイサインについて研究されていたかということと代表的な系統の眼の特徴について解説しています。

眼の研究については、本場、ベルギーでも古くから研究の対象となっており、ベルギーのみならず、イギリスにおいても幅広く研究されていたという歴史的な事実が残っています。

関口龍雄先生の名言「古今東西、愛鳩家は眼を見る」をこの『THE EYE』の全文翻訳研究を通して改めて実感することになるでしょう。

 ■全文翻訳研究 . No.002 ■:【THE EYE - A Treatise on "Eye Signs"and a Study of the Eyes of Great Families of Homing Pigeons(論説レース鳩のアイサインと代表的系統の眼の研究)by George F. Twomblysi.■挿入挿絵【レース鳩の目カラープレート1〜17】■    2022年7月28日(木) 13:34 修正
本論でこれらの眼についてそれぞれ解説されます。

 ■全文翻訳研究 . No.003 ■:【THE EYE - A Treatise on "Eye Signs"and a Study of the Eyes of Great Families of Homing Pigeons(論説レース鳩のアイサインと代表的系統の眼の研究)by George F. Twomblysi.■PREFACE(まえがき)・PERSONAL. OBSERVATION(個人的見解、】■   イレブン  2022年7月28日(木) 14:22 修正
■まえがき■

私は金銭的な利益を求めることなく、また費用を惜しむことなく、私の生涯に亘るあらゆる品種の鳩の繁殖、特にレース鳩、そして主にレースと繁殖に関係する目の部分について、適切な事実を述べている。

この後の章は、私自身の観察だけでなく、新旧の世界における最高の権威から編集されました。(初心者の教育だけでなく、眼球説を考慮すべきではないと確信していても、他の人がどう考えているかを読みたいと思う人たちのために)

そのため、私は、眼球愛好家の方々の議論に重みを与えるため、また、心を開いて、次のように確信する前にもっと学びたいと思う方々のために、同封の事実を公表しているだけです。

●「良いレース鳩にはどんな眼球も見られるが、ここに描かれているように良い目だけが良いレーサーを最大の割合で育てることができる」

■第T章 PERSONAL  OBSERVATION(個人的見解)■

私がレースを始めて間もない頃、ベルギーの愛鳩家たちから「目がいい」という言葉ばかりを聞くようになりました。そのうちに好奇心が湧いてきて、「繁殖に適した目をしている」という意味だと知りました。
500マイルのレースでwhite-eyed Langtonに勝ったとき、「残念だったね。いい子は生まれないよ」と言われました。案の定、どんな雌鳩と組み合わせてもよい繁殖はしませんでした。

時間が経つにつれ、繁殖もレースもだんだんやる気をなくしていき、気がつけば忙しすぎて時間を割くことができない状態になっていました。

そんな折、ベルギーで最も古い競翔家であるフランク・ポーレアート(Frank Poeleart)氏に、私の鳩の世話を頼んでみてはどうか,という話が持ち上がりました。この彼の問いかけに対する私の答えは、「400-500-600マイルのレースで2つのローカルナショナルクラックを打つ 」でした。

彼は慎重に鳩を見て、彼は2週間後に500で1位を打つことができますが、600で翌週のレースまで、他のないことに同意した。これは、まさにその通りになり、600レースは1日差で勝利したのです。私は、彼がどうやったのか知りたかった。彼は、「目を見ればわかる」としか言いようがなかった。

私は、この仕事の後、彼が若鳩たちを担当することに同意しました。私は75羽いたが、その中から50羽を選んでレースに出そうと提案した。しかし、彼は私のブリーダーの最高の種鳩だけを見たいと言ったのです。そこで、私は12羽ほど選んで見せましたが、彼は2羽の種鳩を選び、それらの鳩の直仔の中から若鳩だけを見たいと言いました。

私は、ある種鳩から2羽、別の種鳩から1羽を選びました。彼はそれぞれから1羽を選び、ベルギーの競翔家が皆そうであるように、威風堂々と「これが我々のナンバーワンの代表鳩で、これがナンバー2だ」と言った。彼らは若鳩の競技を逃すことなく、300マイルの若鳩のレースで2,3位に終わり、その日飛んでいたボストンのすべてのチャンピオン鳩舎を打ち負かしたのです。

当然ながら、私は彼が目や繁殖について知っていることはすべて知っていると信じていました。彼は亡くなる前に、目の適切な等級付けを示す本と、ここにあるプレートを私に遺してくれました。そして、この本が私自身と同じように、他の人たちにも成功をもたらし、繁殖に興味をもってもらえることを願っています。

目の研究についての完全な本を作るために、この本に、私は、現在の自鳩舎の鳩を構成する各系統の目に関する一連の古い研究論文から編集した、年代順の「目の研究4」を加えました。

良い目が繁殖し、どんな色の目でもレースに出すという私の信念をさらに要約するために、例えば25年前、イギリスやベルギーから何百何千という駄鳩が導入されてきた事実を紹介したい。それらのほとんどは、白、オレンジ、または色あせた目を持っていた。これらの愛鳩家は、繁殖用の鳩を舎外させなかったことを証明する必要があります。結局、それらは、間違いなく白いまたは弱い目の鳩たちをレースした場合、すぐに鳩舎に残っていないことに気付いたのです。それらを、今、ここで探すのは無理なようです。

私たちが最初に持ち込んだ良い目は、ハンセンヌ(Hansenne)またはグルネー(Gurnays)でした。この品種は繁殖に適しており、ほとんどの系統と交配された。その後、ルイ・-カーチスによって輸入された繁殖の目で、より良い品質のHavenith、StassartsとBastinsが来た。それ以来、これらの繁殖用の目を持つ系統が交配されると、すぐに国内のほとんどの地域で良い鳩が得られるようになりました。

ジョージ・F・トゥオンブリー[George F. Twombly]

 ■全文翻訳研究 . No.004 ■:【THE EYE - A Treatise on "Eye Signs"and a Study of the Eyes of Great Families of Homing Pigeons(論説:レース鳩のアイサインと代表的系統の眼の研究)by George F. Twomblysi.■第T章 眼  P1-P2■    2022年7月28日(木) 21:33 修正
[P1]
第T章  眼

競翔鳩の目は、規則正しく、丸く、開いていて、明るく、警戒心を持っているように見えなければなりません。
眼球は瞼の間にあるソケットに収まっており、その周囲には肉質があり、通常、灰色がかった色をしている。

鳩の美しさと飛翔力のために、鳩の目玉は、ホームの部分か真ん中だけで、白い部分は全く見えないものを選ぶのがよい。 "'
目の虹彩は、様々な色合いのリングや円を見つけることができ、真ん中に穴が開いていて、瞳孔と呼ばれる円形またはクリップ状の開口部を構成しています。

瞳孔の奥には水晶体があり、光線を受け止めて、その光線を背景に伝えて網膜上に像を結ぶ。

黒く輝く瞳孔は、収縮と拡張が可能である。光や明るさが溢れたとき、あるいは近くにあるものを見るために、瞳孔は収縮します。暗くなると、あるいは遠くのものを見るために、瞳孔は拡大する。ある鳩の瞳孔は、別の鳩のそれよりも大きいかもしれない。

眼球の変形や退化は、虹彩の色や瞳孔の形が不規則であることで認識できる。この場合、また鳥が病気であったり、血色が悪かったり、体質が弱かったりすると、この器官は輝きも明るさもない(カラープレートの15、16、17番を参照のこと)。

些細な目の病気、身体のわずかな不調は、世界最高の鳩を入賞させるに十分である。

レース鳩に関する限り、虹彩の色には大きな変異と規則性があることを誰もが知っている。この鳩は同じ純血を再現することはない。様々な系統の交配によって生み出されるのである。ルイック系統の鳩の目の虹彩は濃い赤色で、逆にアントワープ系統の鳩の目には赤の斑点があることなどがわかります。

このような色調の違いは、子孫に規則的に伝わるわけではない。子孫には何も伝わらないことが非常に多いのです。この理由については、本書の後のほうで説明することにする。

鳩が病気になると、一般に目の虹彩の色が薄くなる。


[P2]

以上の考察から、我々は次のような疑問を推論することができる。
伝書鳩のスポーツ的、道徳的特性を認識するための標識は何か。
私たちの説明と、図版に示された一連の目に基づく実践的な証明は、この質問に対する完全かつ完璧な解答となるものである。
***
プレートの1番には、私たちの「プロン」の頭部が描かれています。この鳩は何年もの間、優れた賞金フライヤーであり、高齢にもかかわらず、現在も良いブリーダーである。この鳩の歴史は、珍しい出来事に満ちており、また非常に勉強になる。

1896年に我々のロフトで繁殖されたPlombrは、Luikの故Schoonbroodt氏から交換で得たペアの鳩の交配から生まれたものである。ブロンズ色で茶色の目をしたコックは、ヴェルヴィエのハンセンヌ氏から購入した有名な「セント・ヴィンセントSt. Vincent」の息子で、黄赤色の目をした雌は、アンシヴァルのSchoonbroodtステッケルバウトの「cowカウ」の子供であった。

この2羽から、明るいブロンズの黒羽と濃い茶色の目をした非常によく発達した鳩を得た。我々はこの鳩を様々な機会にトゥールまで練習競翔に送り、そのたびに彼は規則正しく帰ってきたが、入賞するには遅すぎた。もし、この鳩を失っていなかったら、間違いなくこの鳩は先祖と同じように長距離競翔の名手になっていたことだろう。

この鳩が2歳になったとき、私たちは古いラガーエ系統(スタミナとスピード)の真っ赤な目をした青い雌鳩とペアを組ませました。最初の子からは2羽のコックが生まれ、1羽は濃い鉛色、もう1羽は薄い鉛色でした。数回の訓練飛行の後、この2羽は幼少時から南東部(ドイツ)の賞金フライトで頭角を現し、リブラモン、マーベハン、アリオン Arion 、ルクセンブルグのハースト賞を獲得したのです。残念なことに、後日、色の濃い方が猛禽類の爪に引っかかってしまったのです。

私たちは、残った「プロム」を繁殖に使い、また、南(フランス)の賞金レースにのみ出場させながら、仕事を続けてきました。
この系統の愛好家の間で一般的に知られている「プロム」は、常にトップに立ち、多くの一等賞を獲得しました。
【Plomb】(図1)の眼は非常に力強い。濃い栗色の虹彩の一番外側の輪は、瞳孔の周りに淡黄色の輪があり、その輪が広がっている。この目では、虹彩と瞳孔の間に1つの注意点がある。
この「牛」は雌鳥ではなく、赤毛のコックで、その輝かしい勝利のために、Luikの週刊誌「TEstafette」に掲載された。


 挿入資料 図1【Plomb】  イレブン●  2022年7月28日(木) 21:41 修正
カラープレート

 ■全文翻訳研究 . No.005 ■:【THE EYE - A Treatise on "Eye Signs"and a Study of the Eyes of Great Families of Homing Pigeons(論説:レース鳩のアイサインと代表的系統の眼の研究)by George F. Twomblysi.■第U章 眼  P3-P4■  ●■■■  2022年7月30日(土) 5:32 修正
これはフランス語で "cercle revelateuf"、フランドル語で "verkcnningscirkcl"(独特の円形)と呼ばれている。ルーペ(拡大鏡)で見ると、虹彩に小さな黒い線がいくつもあり、これは良い血統の優れた鳩によく見られる。

【Plomb(プロム)】は特に羽毛が良く、身体的な面でも非常によくできており、強い筋肉を持つ鳩で、真のモデル鳩である。この系統の鳩は、飛翔と繁殖に優れている。

この鳩の記録を読んだ愛鳩家は、どうしてこのようなスピードに優れた鳩が生まれたのか不思議に思われることだろう。

私たちは、この特殊性を次のような原因によっていると考えている。

1) 両親の飛翔特性(能力)が、父方ではスタミナと持久力、母方ではスタミナとスピードと、よく伝達・継承されること。

2)【Plomb(プロム)】】は常に短距離飛行の訓練を受けており、パリ(232km)までのスピード飛行に参加するため、どんどん遠くへ飛ばされていたこと。
【Plomb(プロム)】が6歳のとき、彼はパリを越えて、エタンまで2回、オルレアンまで2回、トゥールとリモージュまで1回、そこからいつも定期的に戻ってきたが、賞を得るには遅すぎた。

そこで、パリ以南の飛行に限定したところ、彼は再び、過去と同じように、いくつかの上位入賞を果たした。

もし、【Plomb(プロム)】が最初から別の方法で、つまり、一歩一歩遠くへ行くように訓練されていたならば、中・短距離飛行と同様に長距離飛行でも多くの賞を獲得していたことは間違いないだろう。

おそらく、試験官や優秀な育種家は、その目と体格から、【Plomb(プロム)】を鳩のカテゴリーに分類することだろう。

私たちはこれ以上説明することなく、目にいくつかの特徴的な徴候があることを述べた。

これらの徴候は、我々の経験によれば、その鳥が最良の種族のものであること、あるいは優れた飛行特性を備えていることを前もって知らせるものであり、次のようなものである。

1) 虹彩と瞳孔の間にある全体的または部分的な灰色がかった特徴的な円、その中に虹彩の色(黄色っぽい、緑っぽいなど)が時々反映される。この円は、鳩が年をとるにつれて、割合に大きくなる。

2) 瞳孔の周りに細かい白または淡い黄色の線がある。

3) 瞳孔の周りに白または淡い黄色の帯があり、外側の円は鮮やかな赤または黄の色をしている。
外側の円は、明るい赤色かそれよりも濃い色をしている。

4) 瞳孔の周囲とその近くを回り、その境界線に平行な、黒または黒っぽい細い線が虹彩にある。

5) 虹彩に小さな黒い線がある。
これらの徴候や円は、すべてのハトの眼に見られるわけではありません。

スタミナもスピードもある。しかし、私たちの訓練や指導の仕方では、長距離飛翔に関する限り、大きく外れることになる。

以上のことから、長距離飛翔用の鳩とスピード鳩を交配して生まれた鳩は、幼少時から徐々に定期的に短距離飛翔の訓練を受けると、真のスピード鳩になり、数年後には長距離飛翔の能力を失うという結論を導き出さなければならない。

一方、その鳩は、繁殖鳩として、その系統に固有の特性を失うことはなく、長距離飛行のために使用すれば、優れた鳩を生み出すことができる。

この点については、何十もの証拠がありますが、私たちは、プロムの父と祖父が、長距離飛行の入賞者のほとんどを占めていたことを読者にお伝えするだけです。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

2番は、古いルイック種またはヴァロン種のレースの目の写真で、虹彩は暗褐色で、瞳孔の周りに小さな帯がない。

【Plomb(プロム)】の父である明るいブロンズ色の黒胡麻の鳩もこのような眼をしていた。これらの鳩はスタミナのある系統に分類され、非常に頑丈で、特に天候が悪いときや風がひどく吹いているときの長距離フライトでその威力を発揮する。特に交配にはお勧めできる鳩である。

※備考

今日、鳩を愛好する者は、その眼に速さの特徴があると思われる鳩を選ぶことが多いが、それは、速さが最大のものであれば、常に勝つからである。

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3番は私たちのゴールデンブルーの目である。この鳩は、私たちの古い系統とコンスタント・ヴィンケ氏の系統の鳩を交配して作られたものです。

この鳩は、よく発達した体で、すぐにわかるように、一番外側の帯がかなり濃い赤で、美しい目をしている。また、瞳孔の縁が少し鋸歯状にへこみ、虹彩には小さな黒い線が何本も入っていて、黄緑色に反射する特徴的な円形をしている。

飛翔と繁殖の観点からは最高の目である。
この鳥は、とりわけ1902年にオルレアンからドッテニーズへの一等賞

 【挿入資料】図2:古いルイック種またはヴァロン種のレース鳩の目  図3:ゴールデンブルーの目  イレブン●  2022年7月30日(土) 11:18 修正
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 【挿入資料】図4:栗色の眼「競翔と繁殖に最も適した目 」  図5:【Wittekop"(ヴィッテコップ)】の目  イレブン●  2022年7月30日(土) 11:32 修正
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 ■全文翻訳研究 . No.006 ■:【THE EYE - A Treatise on "Eye Signs"and a Study of the Eyes of Great Families of Homing Pigeons(論説:レース鳩のアイサインと代表的系統の眼の研究)by George F. Twomblysi.■第T章 眼  P5-P6■  ■●■  2022年7月30日(土) 11:36 修正
4016羽が出場したダックス社のナショナルフライトで68位入賞を果たしました。

※備考
暗赤色、黄赤色、栗色、橙色の目を持つ鳩は、白色または淡色の目を持つ鳩と完全に交配することができ、良い血統から生まれる。

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4は私たちの鳩の一羽の栗色の目である。交配鳩の中にこのような目をした鳩がいることはよくあることだ。これは競翔と繁殖に最も適した目である。拡大鏡で見ると、特徴的な丸といくつかの黒い線が見えます。

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5は、私たちの 【Wittekop"(ヴィッテコップ)】の目である。このように虹彩に黒い斑点があり、一般に「土目」「蟻目」と呼ばれている。虹彩の外側には赤褐色の帯があり、瞳孔の近くには淡い円形があり、その周囲には緑色の反射を伴う薄い鋸歯状の特徴的な輪があることがわかる。また、虹彩には小さな黒い線がいくつか見える。

【Wittekop"(ヴィッテコップ)】は体格が良く、警戒心の強い鳩で、全ての距離で最高の飛翔を見せる。この鳩は、ゲントのヒラート氏から譲り受けた白斑鳩を交配して作られたものである。【Wittekop"(ヴィッテコップ)】の白い羽は、この鳩から受け継いだものである。

※備考

我々の長い経験から、片方の目の虹彩に黒い斑点があっても、もう片方の目が完全に黒く斑点があっても、飛行や繁殖の観点からは何の欠陥もないことが保証される。
原則として、斑点や黒目を持つ鳩のほとんどは、ダップルか白鳩である。

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 【挿入資料】図6: プリンセスの目        図7:「プリンセス」種と「ベスト」系統のコックとの子供の目  イレブン●  2022年7月30日(土) 11:40 修正
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6番は、"プリンセス "と呼ばれる私たちの青い雌鳩の目を示しています。
この鳩は私たちの "デュイスター "系統(図13)とラガーエ系統を交配して得られたものである。

虹彩の一番外側の円は濃い赤で、瞳孔の近くに淡い黄色の帯がある。瞳孔の左側には、虹彩が少し残っているのがわかる。

1904年のダックスからのフライトでの最優秀賞受賞者のうち、"Het Kleintje" (8位)は暗い赤色の目に白いリングを持っていた(下の10番を参照)。9等賞の "De Plum "と69等賞の "Furibond "の目は "Prinsesse "とほぼ同じであった(図6)。

が特徴的なサークルです! これは飛行と繁殖の両方に適した目です。

プリンセス "は、美しさと優れた体格の真のモデルであり、1903年にハレルベックの博覧会で一等賞を獲得しました。1904年にはエタンプ(ティール)で第7位、オルレアン(コルトレイク・ザルム)で第17位、トゥールでは協会賞を受賞しました。その後、繁殖のために飼育されている。


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図7.は、「プリンセス」種と「ベスト」系統のコックとの子供の目である。この眼の虹彩は一番外側の円と瞳孔の周りが黄色で、真ん中にオレンジイエローの帯がある。

つまり、虹彩は3つの輪で構成されている。このような鳩のスポーツ的な価値を確かめるためには、定期的に訓練したり教えたりしなければならない。

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 【挿入資料】図8:有名なカップル、"デュイスター "と "クラインチェ "の孫の眼 図9:私たちの青鳩の一羽(雄)の目  イレブン●  2022年7月30日(土) 11:50 修正
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8番は有名なカップル、"デュイスター "と "クラインチェ "の孫の写真である。

虹彩の一番外側の円はビストル色で、小さな黒い線があり、汚い黄色の帯があり、瞳孔の周りにやや暗い輪がある。この眼は良い系統の兆候を持ち、繁殖のために推奨されるかもしれない。また、このような鳩は賞金フライトでテストするのが望ましい。

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9番は私たちの青鳩の一つ(コック)の目である。この眼は図7に非常によく似ているが、瞳孔と虹彩の間に特徴的な円形で形成された第4のリングがあることに注目されたい。これは飛行と繁殖に最適な特性のしるしと考えられている特殊性である。 -

※備考
我々の友人、サス・ヴァン・ゲント(オランダ)のC.パウエルス氏はこの鳩の姉妹を所有しており、このような目をもっている。この鳩はボルドーまでの全てのフライトで入賞している。

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10番には、私たちの有名な "クラインチェ "の目がある。油絵の肖像画によると、目は濃い赤色をしている。瞳孔はかなり大きく、特徴的な円はなく、淡い細い帯で囲まれている。

※備考
"プリンセス "の瞳孔は、プレートで示されているよりも規則的に丸みを帯びている。これは模写のミスによるものである。

このように、良いレース鳩を作るためには、必ずしも特徴的な円形が必要ではないことがわかる。Goudvogel "や "Klemtje "と同じ系統の美しい石赤のコック "Fritz "は、明るい目をしているが、どちらも特徴的な円はない。

1909年、6月13日にTours (Bond-Iseghem- Ingelmunster)の一等賞を獲得、6月20日にAngouleme (Gent)で5002羽? 165位、西フランダース(816羽)のサーキットで16位入賞。7月、ボルドー(ゲント)にて、1325羽、グランドサーキット、41位、ウェスト・フランダース(285羽)サーキットにて9位入賞。

(つづく)

 【挿入資料】図10:【Het Kleintje(ヘット・クラインチェ)】の眼 図11 "Kleintje "の息子の白目  イレブン  2022年7月31日(日) 1:26 修正
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 ■全文翻訳研究 . No.007 ■:【THE EYE - A Treatise on "Eye Signs"and a Study of the Eyes of Great Families of Homing Pigeons(論説:レース鳩のアイサインと代表的系統の眼の研究)by George F. Twomblysi.■第T章 眼  P7-P8■  ■■■  2022年7月31日(日) 1:37 修正
【Het Kleintje(ヘット・クラインチェ)】は、Lagae(ラガエ)の【bearsクマ】の子孫で、アントワープのGits(ギッツ)系統と交配されたものである。当初からコンテストで賞を獲得し始め、ブルトゥイユで2回、クルーユで2回、オルレアンで1回、その後ヴァンドームで30位、ボルドーで6位を獲得した。

1903年、彼はダックス(全国大会)で5600羽のハトで49位を獲得した。同年、彼はまたダックス(ゲント友好同盟)で70位を獲得した。1904年、再びダックス(ナショナル)で4016羽の中から8位入賞。

※備考

この鳩の飛びの良さは、優れた体質と2つの系統の子孫であることによると思われる。

瞳孔の周りにある小さな白い輪は、この鳩が白目を持つアントワープの原種であることを示している。

この血統の子孫は全て、競翔と繁殖に優れた鳩である。


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11番は私たちの "Kleintje "の息子の白目です。この鳩は "キノー "と呼ばれ、1908年に行方不明になったが、1907年にオルレアンとトゥールの賞を獲得し、ミランド(全国)の1736羽の中から第117位に入賞した。
この目の虹彩には、ワイン色または淡いカルミン色の最外輪があり、白い帯と鋸歯状の特徴的な円が瞳孔の周りにあるのがわかる。

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12番は "ネロン "の目の写真です。この鳩は "プロム、ファンオムスレーゲ、ギッツ "という系統と "クラインチェ "から直系した雌鳩との交配で生まれました。イリス鳩は体格が良く、白目も非常に良い。

虹彩の一番外側のリングはワインレッドで、わずかに斑点がある。瞳孔の周りには白いグレーの帯が走り、白い輪の中に短い細い黒い線が瞳孔と平行に走っている。

この線はルーペを使わなくても見える。
"Neon "は1906年の遅い到着で、1908年にToursまで訓練を受け、1909年に4回賞レースに参加した。彼はトゥール、アングレーム、リュフェックとミランドからのフライトで4つの素晴らしい賞を獲得した。

※備考

読者の皆様は、レース鳩の虹彩の色について、赤斑、小斑点、粒状などと言うことがあることにお気づきであろう。

この点に関して、私たちは質問を立てなければならない。
鳩の目の虹彩には「きれいな」色があるのだろうか。
私たちの考えでは、"きれいな "色とは、他の色と区別できるように、平易でその範囲に限定されたものでなければならない。

この問題を解決するために、私たちは多くのハトの目をルーペで観察した。その結果、透明なフィルムの下にある虹彩の円の色は、粒や色のついた点からできていて、その間にほとんど見えない色合いが混ざっていることが確認できた。

粒が密集しているほど、またその色合いが鮮やかであるほど、その色は「きれい」(地味)に見えますが、それでも本当の意味での地味さではありません。私たちは、科学と真実のために、このような発言をしているのです。

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13番は、コルトレイクの古いパットナムの系統に私たちの系統を掛け合わせた【Duister(デュイスター】(「デュイスポンダー」の省略)の美しい白目を示しています。

【Duister(デュイスター】は完璧な体格の鳥です。虹彩の一番外側の広い帯はワインレッドの点描で、瞳孔付近の残りの部分は白である。瞳孔の周りには、灰色がかった鋸歯状の特徴的な輪がある。デュイスター」は、頭上から烈風が吹き付けるような最悪の天候の中で、最も常連な入賞者の一人であった鳥である。1シーズンで7つのコンテストで7つの賞を獲得し、遠くはボルドーまで行った。

この鳥は、優秀なブリーダーであり、我々のダックスフライヤーの常連の一人である。

※備考
アントワープのジョージ・ギッツ氏[Mr. George Gits]は、【Donkeren()ドンケレン)】と名付けた鳩を飼っていた。

この鳩は、1875年から1885年まで、スペインのビルバオとトロサからの長距離レースで、毎年入賞を逃すことはなかった。ポペリンゲのマラン種とアントワープのシモンズ種を交配したものである。この鳩の写真をここに掲載する。この優秀賞受賞者の目は白で、一番外側のリングは鮮やかな赤で斑になっている。

我々の友人であるインゲルミュンスターのデュボスクエル氏(Mr. Duvosquel)は、白地に赤目のメス鳩を所有していたが、物理的な観点から見ると、この鳩は大いに不満が残るものであった。しかし、彼女は悪天候の中、何度も長距離フライトで入賞している。なかでも、2度ほど入賞したことがある。

デュイスターの子孫には、丈夫な飛行家、優秀な繁殖家がいます。デュエットの兄弟であるデュイスターJr.、パリのロリー氏の鳩であるプリンセス、長いくちばしと白い目を持つ、ダックスのフライヤー(プルイムとフリボンド)の母鳩、後ほどさらに言及することになるが、この鳩を挙げれば充分であろう。


 【挿入資料】図12:【Neron(ネロン)】の目 図13:【Duister(デュイスター】(「デュイスポンダー」の省略)の美しい白目  イレブン  2022年7月31日(日) 1:44 修正
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 【挿入資料】図14: 白眼     図15:スポーツ的な価値はない眼@   イレブン  2022年7月31日(日) 1:52 修正
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 ■全文翻訳研究 . No.008 ■:【THE EYE - A Treatise on "Eye Signs"and a Study of the Eyes of Great Families of Homing Pigeons(論説:レース鳩のアイサインと代表的系統の眼の研究)by George F. Twomblysi.■第T章 眼  P9-P10   イレブン  2022年7月31日(日) 2:04 修正
1902年、ダックスで行われた全国大会で、5000羽の中から2位に入賞した。

その体型から、試験官や優秀なブリーダーは彼女を何の役にも立たない鳩の中に分類したが、それでも彼女は最高の血統を受け継いでおり、訓練や賞金フライトでその鳩を見た後にしか分からない最高の道徳的特性を受け継いでいる。

ヴィーヴ・サン・エロイのデキンペ氏の有名な鳩は、1908年末に我々の所で治療したもので、No.11の図に似た目を持ち、その年に17のスピード賞を獲得し、1909年にはオルレアン(350km)まで15を獲得した。
このほかにも、白くて赤い点のある目を持つ鳩のチャンピオンがたくさんいる。

このすべてが、白目の鳩は、よくできていて、最も長く、最も困難な飛行にも耐えることを証明している。

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14番は、私たちのロフトにいるよくできたうろこ状の鳩の目である。この白色で赤色の目は、最外周のリングがNo.13の目よりも規則的でない。

この鳩の父親は栗色の目をしており、母親は黄色の目をしている。
同じ巣から、同じようによくできたうろこのような雄鳩が作出された。同じ年の兄弟で、一羽は父親と同じ目をしているが、もう一羽は白目で、両親の目の特徴を全く受け継いでいないのである。

この2羽の鳩で得た結果をここで公表しておくことは価値があるだろう。

白目は1909年にオルレアン(コルテマルク)の1722羽の中から第3位、オルレアン(ウェヴェルゲン)の1178羽の中から第271位、トゥール(イゼゲム-インゲルミュンスター)の47位、シャルトルの3位、オルレアン5位を獲得している。

彼の兄弟は栗毛で、1909年にはトゥールで12位と入賞したが、アングレームとボルドーで認定された。

※備考
これらの結果は、我々が既に述べたことを裏付けるものであり、特に白目はスピードの証であることを物語っている。

トゥールの賞を獲得した栗色の目を持つ彼の兄弟は、特にアングレームとボルドーのフライトで粘り強さを示したので、我々の尊敬を失うことはないだろう。我々は、この鳩が3歳になったとき、他の多くの同系統の鳩と同じように、長距離フライトができるようになることを期待している。

鳩愛好家は、原則として、体格のよい黒目の鳩から繁殖させることを好む。それにもかかわらず、白目の鳩が生まれることが多く、逆に白目の鳩から黒目の鳩が生まれることが多いことを私たちは経験上知っています。つまり、ハトの祖先に白目と黒目のハトがいたはずだということだ。

このような現象に遭遇しても、鳩愛好家は文句を言うべきでなく、むしろ喜ぶべきかもしれない。

ブリーダーの中には、白い目のハトの交配に消極的な者もいれば、このような目は種族を退化させる効果があると主張する者もいる。しかし、私たちはこの意見に賛成できない。

例えば、白眼の鳩(図No.14)を見てみよう。我々の意見では、この鳩は繁殖目的では栗毛の目を持つ兄弟鳩と同じ価値がある。なぜそうなのか?目の違いは、この2羽の丈夫でよくできた鳩の血統に何ら変化をもたらさないのだ。

この場合、白目には退化が起こり、栗目には起こらないと断言すべきだろうか。常識的に考えて、そのすべてに真実のかけらもないことがわかる。

従って、白目や淡い目の鳥を繁殖に使ってはいけないという理由は全くない。というのは、繁殖の際には、目と羽の色がより濃く、強く、豊かになるように、できる限りの努力をしなければならないからである。
鳩愛好家の好みに合うような完璧な黒目や白目を持つ鳩は、ごくわずかであることを忘れてはならない。

ほとんどの鳩の目の虹彩には、薄い黄色、茶色、薄いビストル、黄土色、薄い灰色など、さまざまな中間色の円形がある。

私たちは経験から、良い飛翔体も悪い飛翔体も、すべての目の色、すべての羽の色で見つけることができることを知っている。

私たちは、世界一美しい目を持つ、優れた系統の非常によく発達した鳩を持っていた。その目には、最高の特性のあらゆる兆候が読み取れる。

逆に、私たちのロフトには同じ系統の鳩がいたが、その目は私たちの心を捉えなかったが、それにもかかわらず、よく飛んだ。

 ■全文翻訳研究 . No.009 ■:【THE EYE - A Treatise on "Eye Signs"and a Study of the Eyes of Great Families of Homing Pigeons(論説:レース鳩のアイサインと代表的系統の眼の研究)by George F. Twomblysi.■第T章 眼  P11-P12  ■■■  2022年7月31日(日) 2:12 修正
いずれにせよ、これは鳩を愛するすべての人に共通することで、すべての品種に当てはまります。

さて、どう説明すればよいのだろうか。

それは、原産地の秘密の継承にほかならないことを、この場で繰り返し述べておかなければならない。

この重要な点について読者に納得してもらうために、遺伝について少し述べ、いくつかの例を挙げようと思う。

鳩の場合、人間と同じように、心理的な遺伝が性別によって横断的に影響を及ぼす。

目の色や羽の色に着目した鳩愛好家は、雄鳩と雌鳩は、その系統、性格、資質を同一の力で受け継いでいるという結論に達することができる。このような遺伝の力は、ほとんどの場合、最高の血統のしるしである。

私たちの「デュイスター」は、私たちの最高の血統の青い雌鳥と交配されました。この夫婦から雌雄の交配が行われ、母親と同じ青い雄鳩と父親と同じモグラのような*;雌の鳩を得た。このモグラのようなメス鳩から、母親、祖父、曾祖父に似たモグラのような雄鳩2羽と、父親である「PlomE」に似た青いメス鳩2羽という雌雄交配のカップルが2年続けて「Plomb」によって得られたのである。

このモグラのような2羽のコック、「プロム」と「フリボンド」は1904年にダックスで行われた全国飛行で4016羽中9位と68位に入賞した。

濃い栗色の目をした "プロム"(Fig.1)と白い目をした "デュイスター"(Fig.13)は、これらの優れた賞金フライヤーの父と祖父にあたります。
このようなことは、遺伝の法則からくるもので、そうそうあることではありません。

1)昔、私たちは2羽の繁殖鳩を飼っていました。そのうちの1羽のプレーンブルーのコックは、優れた系統のブルーの父から生まれました。この鳩の雌はアオバズクであった。その雛のほとんどがアオバズクで、飛翔は期待できないが、たまたま父や祖父のようなプレーンブルーの鳩が得られ、それらは常に最高の飛翔をしたものであった。

2)目が黄色い優秀な鳩が何羽かいた。入賞常連の雌の父は、白くて赤い点々の目をしていた。すべての若い白い目の鳩は、祖父と同じように賞金首となり、黄色い目の鳩は、両親と同じように何の価値もなかった。

このことから、鳩愛好家が繁殖した鳩が、羽や目などの外見的な特徴から、スポーツとしての価値を正確に予言することがあるのである。
もし、このような特徴を持った鳩が成長し、大きくなるならば、その鳩はブリーダーにとって本当に宝物となるだろう。これは自然淘汰に例えることができる。

このような鳩を飼う人は、鳩をとても大切にしなければならない。可能な限り多くの仔鳩を繁殖させ、良い兆候を持つ仔鳩は全て飛行用に取っておくべきである。このような兆候を持たない残りの若鳩は、それでも良い繁殖者となり、その系統の特質をその若鳩に伝えることができる。最高の飛翔体から生まれた若葉がすべて入賞するわけではないことは、よく知られている。

目の特性に関する限り、次のような結論に達することができる。

鳩の飼育者は、健康でよく発達した鳥であれば、良い系統のもので、瞳孔や目の虹彩に欠陥がなければ、色や色のブレンドに関係なく、繁殖目的に使用してもよいということ。

しかし、繁殖のためには、色付きの皿に描かれているような黒目や白目がきれいな鳥を優先的に使用すべきである。
この関連で、次の観察も重視しよう。

鳩の交配に変化をもたらすたびに、その結果として、若者の身体的、道徳的特徴、また目や羽の色が、彼らにとって有利に、あるいは不利に変化することが観察されうる。

このような事情から、交配が変更されたとき、子供が両親の、あるいは祖父母の、あるいはそのすべての特異な特徴を受け継ぐかどうかは、誰にも予言できないのである。

このようなことから、交配や選抜に確固たる規則を設けることは不可能であることが容易に理解できる。

その結果、若鳩の価値によって良い繁殖者を判断し、決定すべきであり、訓練や賞金飛行への参加を通じてキャリア・ピジョンの道徳的特性やスポーツ的価値を判断すべきなのである。

つまり、この選別は、絶対に必要なものであり、結果として不可欠なものであり、唯一結論の出せるものなのです。

 【挿入資料】図16: スポーツ的な価値はない眼A  図17:スポーツ的な価値はない眼B   イレブン  2022年7月31日(日) 2:20 修正
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 ■全文翻訳研究 . No.010 ■:【THE EYE - A Treatise on "Eye Signs"and a Study of the Eyes of Great Families of Homing Pigeons(論説:レース鳩のアイサインと代表的系統の眼の研究)by George F. Twomblysi.■第T章 眼  P13-P14    ■■■  2022年7月31日(日) 2:23 修正
■拒絶されるべき目■

虹彩は淡いカーミンレッドで、ところどころに不規則な茶色の点があるが、完全な円形にはなっていない。目の瞳孔はわずかに変形している。
試しに、この鳩に何度か練習飛行をさせたが、毎回、家に戻ってくるのがかなり遅く、コンクールが終了して1日か2日後にやってくることもあった。ボルドーから戻ってくることはなかった。

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16番は虹彩が黄色で、正円がなく、瞳孔が変形している目です。
17番は、白色でほとんど鉛色の眼球で、円はほとんど見えない薄紅色の粒状で、瞳孔は不規則である。
備考
15,16,17番の鳩は、スポーツ的な価値はない。
鳩愛好家がこのような目を持つ個体を見つけた場合、あまり多くはないが、不幸な交配、病気、退化の兆候が見られるため、処分するよう勧める。

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それでは、引き続き身体的特徴を調べてみましょう。
年老いた鳩や成長した鳩の検査

■レース鳩の頭部と首■

鳩の頭は、首の上に警戒心を持って乗っており、この種族にふさわしく、体の他の部分とうまく調和しており、長円形で、上部は丸みを帯びているか、やや押し込まれているはずである。

首は適度に大きく、特に耐久鳩の場合、目と目の間の額が広くなっている。くちばしは頭部と比例し、細すぎず、太すぎず。

※備考
私たちは美しいものに喜びを感じるので、魅力的な頭を持つ伝書鳩を好む。しかし、鳩のファンシャーは、最高の賞金飛行をする鳩を所有しなければならず、この特徴がなくても、同じように評価する。

■胸部■
レース鳩の胸は広く、深く、胸腔はこれらの部分に比例して、飛びやすく、呼吸しやすく、血液の循環が良いものでなければなりません。

■ブレストボーン(竜骨)■
鳩の胸と腹の一部を覆っている硬い凸状の盾のことをファンシャーは一般に "ブレストボーン "と呼んでいます。この骨は、心臓や肝臓などの体の内部を保護するためのものである。その中央には櫛形の小骨が突き出ており、フランス語で「ブレヒト」、フラマン語では「ブレストボーン」とも呼ばれる。

胸骨が深く、強く、きれいに丸みを帯びていれば、それに固定されている筋肉も、原則として強く、頑丈である。これは最も重要なことで、翼を上下させるための筋肉は、確かに最も重要な飛行器官である。このような身体的特徴は、鳩に最長で最も困難な飛行に耐えるだけのエネルギーを与えるという意味で、最も重要なものである。

逆に、胸骨が小さく、平らで、ほとんど切れているような場合、代わりに強く、深く、丸みを帯びている場合、その鳩は通常、調理にしか向かない。 ヽ
※備考
胸骨が曲がっていても、賞金フライトに参加でき、繁殖に役立つのでしょうか?

これまでの経験では、可能である。
しかし、胸骨が小さく、非常に曲がっている弱い鳩の場合、状況は一変する。このような鳩は入賞できないし、同じような鳩を産むことが多い。

一方、鳩が飛行中に電線や硬いものにぶつかり、打撲によって曲がった場合は、そのような事故の欠陥は、子孫に少しも影響を与えないだろう。

フランスの本で、若い鳩の胸骨が曲がっているのは、鋭いラスの上でねぐらになったり、乾燥したタバコの茎や革の裁断材などの硬いものが積まれた巣に座っているからだとした作家は、まったくの誤りであった。本当の理由は、今指摘したようなものである。

■翼■

鳩の翼は、腕(上腕骨)、前腕(橈骨と立方骨)、手(中手骨と指骨)で構成されている。


 ■全文翻訳研究 . No.011 ■:【THE EYE - A Treatise on "Eye Signs"and a Study of the Eyes of Great Families of Homing Pigeons(論説:レース鳩のアイサインと代表的系統の眼の研究)by George F. Twomblysi.■第T章 眼  P15-P16  イレブン  2022年7月31日(日) 2:27 修正
前腕と手をつなぐ関節は手首(カープ)と呼ばれます。ビームフェザーは手に、ブリーチフェザーは前腕に固定する。

鳩の羽を下ろすときは、羽を閉じて体に密着させなければならない。翼の長さは、鳥の体格に比例していなければならない。
翼を開いているときは、硬くてもダメ。

羽を開いたとき、茎にひびや割れがなく、健康な「はり」のある羽が見えること。羽の幅が広く、密着していること。

太くて丈夫な腕は筋力があり、鳩の飛行を容易にし、賞金フライトを成功させるのに有利である。

鳩の翼が全体的に弱く、適切なプロポーションでない場合、あるいは羽毛が十分でない場合、その鳥は原則として入賞しない。

ブリーチペンは、幅が広く、mmpの一部をカバーするのに十分な長さでなければなりません。

■背中■

背骨は直線でなければならず、首から尾にかけてはわずかに曲がっていてもよい。背中にはこぶやくぼみがあってはならない。
■ベントボーン(恥骨)■

鳩の下腹部にある2つの小さな端の骨は、短く、丈夫で、よく閉じていて、結合していると言える。このような特徴は、まず小型のハトや長距離飛行をするハトに必要である。小端骨がうまく閉じていない場合、この欠陥は、小端骨が太く強くなるのに比例して小さくなる。*

■尾翼■

理想的な鳩の尻を覆う羽は、柔らかいクッションのように豊富で、尾の上方に向かって少しずつ薄くなり、下から上に向かって薄くなることはない。

尾はよく閉じていて、鳥の体格とよく釣り合っていなければならない。

■エマーク■

スポーツの観点から、レース鳩の尾の形については意見が分かれるところです。以下は、その説明である。

ルイック系統の鳩は、尾がぴったりと閉じていて、羽の幅ほどしかない。この系統はもう純粋なものは見つかっていない。アントワープ系統の尾は長く、幅も広かった。

このように様々な系統が交配され、遺伝の法則が働いた結果、現在では同じ血統の鳩でも尾の形に大きな違いが見られるようになったのです。
しかし、経験上、尾に12枚以上の羽があるのは驚異的で、羽が多いことはむしろ有利で、この尾の形は飛びやすくなる。

■足■

レース鳩の足は頑丈で、体の他の部分と釣り合いが取れていなければならない。鳥が直立するとき、堂々とした姿勢でなければならない。

雛鳥の足に小さな黒い鱗が見えるとき、あるいは一般に言われているように黒いとき、それはほとんど常に良い系統のしるしであり、古いルイクの血がまだ現れている証拠である。

脱皮後、小鳩の足は老鳩と同じように赤くなる。

※ 備考
この鳩はルイック系統から短足を受け継ぎ、逆にアントワープ系統からは長足を受け継ぐ。

特徴

優秀な鳩舎は中くらいの体格の鳩を好み、体は短く、重く、頑丈である。長足の鳩はあまり人気がない。

※備考
その理由は、純粋な身体的特徴の他に、その系統の道徳的、スポーツ的資質も考慮に入れなければならないからである。

尾羽が16枚の「デ・フィエム」は、1904年にダックスで開催された全国大会(4016羽)で9位入賞を果たしました。また、"Plomb "の尾羽は13枚であり、我々のロフトにいる様々な鳩は14枚である。

 ■全文翻訳研究 . No.012 ■:【THE EYE - A Treatise on "Eye Signs"and a Study of the Eyes of Great Families of Homing Pigeons(論説:レース鳩のアイサインと代表的系統の眼の研究)by George F. Twomblysi.■第T章 眼  P17-P18  ■■■  2022年7月31日(日) 2:30 修正
■羽毛■

鳩の羽毛は、豊かで柔らかく、手にしたときに「これは羽毛のパッケージだ」と言えるようなものでなければならない。硬く、乾燥し、くすんだ羽毛は、血液の悪化、長年の隠れた病気、または長時間の不十分な座位の表れである。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
*
■よく飛ぶ鳩の一般的な条件と特徴■

レース鳩の一般的な状態は、あらゆる点から見て良好でなければならない。体のすべての部分が、可能な限り、系統のタイプに応じた形をしていなければならない。

必要不可欠な身体的特性とは別に、飛翔体は何よりも完璧な健康体でなければならない。これらの資質を維持し、家庭内繁殖の乱用によって鳥を退化させないようにするためである。

鳩の飼育者は、息切れや虚弱体質の兆候が少しでもあれば、その鳩を引退させるに十分であることを知っている。

良いレース鳩は一般的に恥ずかしがり屋ではなく、静かで手なずけた、堂々とした姿勢を持っている。一方、嫉妬深く、特にロフトの他の住人が彼の仲間(雌)やねぐら、巣を手に入れようとすると、クネクネしている。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

■まとめ■

私たちが想像の中で、レース鳩のすべての身体的特徴を説明しようとするとき、この鳥は見事に魅惑的な姿で、猛禽類のように堂々としていて、その誇り高く勇敢な姿勢によって、自分がいかに強く、お洒落であるかを示しているように見える。

これこそ理想のハトである。

私たち鳩愛好家の長いキャリアからすると、このような身体的資質をすべて備えた鳩は非常に少ないと断言することができる。

800キロ、900キロの距離を飛ぶ鳩は、時には風にも負けず、悪天候や嵐に見舞われ、鳩舎に戻るまでに何日も打ちのめされ、疲弊していく。
このような状況は、短距離を移動するときにも起こりうる。

したがって、このような場合、鳩舎に戻る道を見つけるために、我々の翼のある旅行者は、すべてのモラルとスポーツの資質を持っていなければならないことを理解するのは簡単である。

つまり、知的で、勇敢で、頑丈で、粘り強い鳥でなければならない。もし、十分な意志の力がなかったり、それに対抗するには弱すぎたりすると、それ以上ロフトにたどり着けず、フライトによるふるい分けで排除されるのである。

換羽を完全に終えた鳥は、一般的な選別が可能になる。この選択は、道徳的特性とは何の共通点もなく、徹底的に、その場で行うことができます。

原種を保存するために鳩を飼いたいのでなければ、精力的に選抜を進め、物理的な観点から入賞や良い子孫を残すのに不適当な鳩を哀れみなく排除しなければならない。

スポーツや繁殖の観点からは、疑いを持っている100羽の鳩よりも、起源、性格、飛行や繁殖の質を知っている30羽の鳩の方が良いということを、愛鳩家は忘れるべきではありません。

さて、この愛鳩家が、我々の提案に従って鳩を選別したと仮定してみよう;役立たずの鳥は排除され、彼に残されたのは完璧な体格の鳥と、道徳的価値を持つ最高の推定標識だけである。

そして今、彼はどこにいるのだろうか。

というのも、彼はまだ旅人たちのスポーツ能力を証明するものがないからだ。

彼は、私たちが示した方法に従って、飛行のために選んだすべての鳥を定期的に訓練しなければならない。その後、賞金フライトに登録し、トップ賞受賞者になるために不可欠なスポーツ特性を本当に兼ね備えている選ばれた鳥を見つけなければならない。

そして、この最後のふるい分けは、決して失敗しない唯一のものである。

(「第T章 眼」了)

 ■■『山田義行 研究』001■■[鳩の目とは何か?」の掲載を始めるにあたって■■   イレブン  2022年7月17日(日) 4:19
修正
今朝、少々、時間があったので書斎に入って資料をめくっていたら、先日から探していた資料が見つかりました。陽水の歌詞の如く、捜し物というのは、慌てて探しているときは見つからないものですね。

さて、今回の連載は、1987年に「愛鳩の友」誌に連載を開始されたピジョン研究所の山田義行さんの「”鳩の眼”とは何か?」です。

イレブンは、この資料については、この掲示板を立ち上げて間もない頃にすでに手にしており、イレブンの書斎の資料ファイルに切り取って保管して降りました。何故今頃になってその公開をしようとしているのかと疑問を持たれる方もおられるかも知れませんので、この資料についての見解の経緯について最初に説明しておきます。

この資料が公開された1987年頃というのは、どのような時代だったかと言うことから話を始めます。

1987年頃とえば、その3年前に巨匠岩田孝七が逝去され、並河靖が還暦を迎え、太田誠彦、柴崎昇一といった方々が活躍されていた時代です。日本鳩界の全盛期とも言える時代にあたります。

そうした時代にあってこの「愛鳩の友」誌の1987年の5月号から、鳩の眼に関するにカラー写真や図解入りの研究レポートが公開されはじめ、当時は相当な反響か合ったようです。愛鳩の友誌が2005年5月3日に発刊した『愛鳩の友創刊50年―半世紀の歩みを綴る永久保存版―』に次のような記述が残されています。


「■鳩の目

 鳩レースの世界では従来より鳩の目について様々なことが語り伝えられてきている。特にヨーロッパの愛鳩家の間では熱心に目をみる方が多いようだ。はたして鳩の目を見るだけで飛ぶ鳩、飛ばない鳩の判別はできるのだろうか。本誌では、1987年5月号から10月号にかけて鳩の目についての研究レポートを図解入りで掲載している。

 鳩の目の構造を知る糸口として、眼球摘出を行ったのはピジョン研究所である。研究報告によると鳩の体において目は、毛様体筋や毛細血管の状態、密度を直接観察できる唯一の場所であるとのことだ。一般的に毛様体筋をみて筋肉を、毛細血管から血管の密度やバランスを読み取ることができる。この二つから鳩の性能を知ろうと、愛鳩家はレース結果を踏まえ、推測を重ね経験的な結論を導き出してきたのである。

 この実験で、体調の指標として目の中の虹彩に変化が見られることは明らかになった。鳩のコンディションの違いにより目の輝き具合にはっきりとした違いが見て取れる。だが気をつけなければいけないのは、コンディションとスタミナは別問題である点だ。疲れているからといって、ビタミンを多く与えてもスタミナが完全に回復したとはいえない。

 生き物の優れた性能は表情に表れるという。目くばりや粒子の散り具合など鳩の能力を判定するのに目が基準になることはほぼ確実である。鳩の目の秘密が解明される時は案外近いのかもしれない。」
(『愛鳩の友創刊50年―半世紀の歩みを綴る永久保存版―』P367.p369)

これから掲載する「鳩の目とは何か?」は、鳩界史上にも、キチンと記述が残されるほどのレポートだったわけです。この山田義行氏が設立したピジョン研究所の活躍は、その2年後、1989年の1月号から4月号まで連載された「鳩の筋肉についての科学的考察」などレポート発表などの形跡が残されています。

目や筋肉を実際に解剖してカラー写真で公開しその考察を展開するという、日本鳩界では前例のない研究にイレブンも刮目してその資料目を通していました。ところが、数年の内に、こうした連載が突如鳩界誌上から姿を消してしまいます。その後、このピジョン研究所や山田義行氏に関する情報が鳩界誌に登場することはありませんでした。この頃、イレブンは、レース鳩の飼育を中断していた頃でもあり、何かの不祥事などを関わりがあったのではと思い、この資料の公開を控えていました。

ところが、数年前、この当時のピジョン研究所に関わっておられた方から、この「突然の連載中断」に至るが事情を教えて頂く機会があり、そうした不祥事等の理由ではなかったことが判明しました。そこで、いつかは、全資料を整えて掲示板で公開しようと考えておりました。日本鳩界史上、類例を見ない科学的見地に立った研究として極めて重要な資料だとイレブンは考えています。

今回は、まだ、資料が全部そろってはいませんが、手元にある資料だけでもかなり有益な情報ととなるだろうと判断し、連載することにしました。

ちなみに、山田義行氏のホームページが数年前まで公開されていたそうですが、現在は公開されていようです。イレブンは残念なことにそのサイトを見たことはありません。山田義行氏の近況についても情報を持ち合わせておりません。もしご存じのかたがおられましたら、ご本人にも連絡をとりたいと考えておりますのでお知らせ下さい。

では、連載を始めます。

 ■■《インタビュー》[鳩の目とは何か?」連載第1回 山田義行(出典:『愛鳩の友』1987年7月号P131~P133より )■■  ■■■  2022年7月17日(日) 4:21 修正
◇生命力No.l◇

■本誌■ピジョン研究所さんの活動の一端がこの間私どもの雑誌(5月。6月号)に発表されてから。鳩界ではピジョン研究所さんの存在が注目されるようになりました。とくに6月号の「摘出眼球」のカラー写真なんか色々な意味でショッキングだったんじゃないでしょうか。ただ残念なことに。ピジョン研究所さんは何をやろうとしているのか、どんな考えをもっているのかが愛鳩の友を読むだけではよく分からないという声をよく耳にします。そこで。読者を代表して本誌が色々質問し。明快な答えをいただきたいわけです。
 まず、例の眼球摘出ですけど。あれは何を意図したものだったのでしょうか。


■山田■鳩の目がどのくらいの大きさの器官であるか、どのような成り立ちになっているのかを知りたかったのです。

■本誌■眼球の摘出自体、技術的にむずかしいのでしょう。

■山田■ちょっとまちがえると(目の組織を)完全に破壊してしまいますからね。大学の研究室でいつも解剖をやっている人に立ち会ってもらってやりました。

■本誌■やはり麻酔をかけるのですか 

■山田■麻酔をかけて。鳩が死ぬ寸前の状態にしておいてから解剖します。死んでしまうと血液の流れが止まりますし、目の組織なども崩れてくるので、解剖は生きているうちに血液が流れているうちに実行しなくてはなりません。’

■本誌■それは分かりますが、死ぬ寸前まで追いこむというのはどうしてですか。

■山田■ ふつうの状態では。たとえ麻酔をかけても外気に当てたままメスを入れようとすると、すぐ目を覚まして暴れだすのです。

■本誌■麻酔がかからないのですか。

■山田■犬。ウサギなどに使うより強い麻酔をかけないと効き目がありません。鳩は生命力がすごいのです。胸を半分くらい解剖したところで目をさまして足を(タハタしたので。もう一度麻酔薬につけて動けなくしました。再び腹を解剖しようとしたのですが、それでもまた動き出します。生命力の強さは血―ですね。ほかにはちょっと類例がないように思います。・

 【挿入資料】■眼Dみるカラーアトラス(2)(『愛鳩の友』87年6月号P152より)  山田義行  2022年7月17日(日) 4:23 修正
◇◇ Fig1,Fig2 の解説文 ◇◇

 視覚器は光を感知する器官であり、その刺激を眼神経から脳細胞に伝達する役目を果たす器官でもあります。発生学的に眼を分類すると、皮膚眼と脳壁眼とに大別されます。
 皮膚眼(無脊椎動物)は表皮から発生し、脳壁眼(脊椎動物)は脳壁から発生したもので。鳩の眼は脳壁眼に属します。

 鳩の眼球は直径約15mm、角膜から莢膜までの厚みが約10mmもあり、頭部においては最大の器官です。鳩の体において目は、毛様体筋や毛細血管の状態や密度を直接観察できる唯一の場所です。今回は。毛様体筋(筋肉)。毛細血管によって眼の各部分が成り立っていることを見ていただきたいと思います。・

 ◇◇心拍数は210回◇◇ ・  ■■■  2022年7月17日(日) 4:26 修正
■本誌■解剖の結果。判明したことは何ですか。

■山田■ほかの動物に比べ。血液の量が少ないことですね。

■本誌■それは鳥類一般にいえることですか。

■山田■はい。鳥類の心拍数は200以上もあります。鳩の場合210くらいですか。鳥類でも身体がもっと小さくなると500くらいになりますが、血液の量は身体に比して一般に少ないというのが実感です。

■本誌■ほかの鳥類と比べた場合、鳩の心拍数はどうですか。

■山田■カラスが380くらいあります。知能的に発達したトリですからやはり多いんですね。一般的にいって鳥類は酸素を供給するのに心臓の果たす役割が大きいのです。血液の量が少ないのと。心臓が大きいのが私たちの目についた点です。身体の割に鳩の心臓は人間に比べると圧倒的に大きいですね。

■本誌■血液の量が少ないというのはどういうことでしょう。

■山田■心拍数が多くないと循環作用か続かないということですね。高度が高くなると、生体の外に広がる力が大きくなるので、それを抑えこむのに膜とか筋肉がしっかりしていないと内臓を支えた状態で高いところは飛べません。そのためにはある程度血液の流れを速くして。筋肉を常に維持できる状態でないと長時間飛ぶことはできません。人間の場合。飛行機でそのまま上がっていくと皮膚が耐えられませんが、鳥類にはそれができるのです。

 ◇眼球は脳の3倍◇  ■■■  2022年7月17日(日) 4:28 修正
■本誌■鳩の身体構造についてはいずれくわしく発表していただくとして眼球を摘出して気づいた点は何ですか。

■山田■眼球は予想していたより大きい器官でした。脳よりはるかに大きいのです。眼球が直径15ミリくらい、脳は5ミリくらいですから3倍もあるのです。

■本誌■非常に大きな器官なのですね。私たちが外見上確認できる鳩の目の大きさはそれほどではありませんが。

■山田■外から見えるのは約7ミリぐらいです。タバコのフィルターぐらいの大きさです。

■本誌■直径で実はその倍もあるというわけですね。そして。脳の三倍の大きさだということは何を物語っているのでしょう。

■山田■一般にいわれることですが鳩だけでなく鳥類は視覚の動物だとい
うことです。見ることが一番重要なのです。

■本誌■眼球を摘出して、そのほか気のついた点は。

■山田■人間の眼球は円い形をしておりますが、鳩の目は意外に奥行がなく偏平です。遠くを見るためにそうなっているのでしょう。つまり、網膜の面積が広いのです。それと。人間よりも近くのものが鮮明に見えるようです。

■本誌■鳥類は一般に距離感覚がないといわれていますね。

■山田■複眼じゃなくて単眼ということですね。片方の目だけで見ているから距離感覚がないといわれていますね。でも、鳩は距離感覚をもっていますよ。ナタネをつつくときなんか実にうまいものですからね。距離感覚はやはりあると思います。止まり木なんかに止まる場合、キョロキョロしているのは距離を測っているのです。一度片方の目で見て。次に少し首をひねってもう一度見て距離を測る。だから。複眼視に比べてそれほどハンディーキャップがあるようには思えません。

■本誌■鳩は一般にどのくらいの視力をもっていると考えていますか。

■山田■これは推定ですので確言はできません。鳩は50キロ先の5円玉の穴ぐらいまでは見えるという考えから、アメリカあたりでは海上にいる人間を探しあてるとき。つまり救助活動に鳩を使っているという事実を以前テレビで放映しておりましたね。

■本誌■いずれにしろ。人間などが及びもつかない視力をもっていることは確かでしょうね。

■山田■そうですね。たとえば、嗅覚にすぐれた犬の場合、直接空気のあたるところにその感覚があるようです。人間の場合。二官に分かれていて空洞の奥に嗅覚細胞があるからどうしても鈍くなるようです。

 鳩の嗅覚もそれほどわるくはないはずです。鳩舎を新築したために、接着剤で鳩が嗅覚をやられることがよくあるのです。水があることも鳩は臭いで分かり劃ずしね。鳩は臭いで帰ってくるんじゃないかという説も出ているくらいですから。

 ◇父の白内障から…◇   ■■■  2022年7月17日(日) 4:30 修正
■本誌■山田所長が目の研究をはじめたのはいつからですか。

■山田■私の親が白内障にかかりまして、名古屋の有名な眼科医で手術とか色々受けていたのです。そこの病院は手術の模様をテレビに映し出します。その場面を見ているうちに人間の目は何枚もの膜でできているのだなとわかるようになり。それがキッカケで色々と勉強をしはじめたのです。

■本誌■鳩の目の研究をなぜはじめたのですか。

■山田■名古屋で兄が鳩の目の研究会をはじめることになり、私も途中から参加するようになりました。ところが、肉眼でルーペを使って鳩の目を見ていると人間の目がやられてしまうのです。

■本誌■鳩の目から反射された光が人間の目に入ってやられてしまうのですね。

■山田■そうです、そこで。偶々カメラをやっていた私に兄が鳩の目の写
真を写せないかと相談してきたのです。鳩の目を拡大したものを写真にとっておくと色々なことに使えると勧めるわけです。そんな経緯で鳩の目の写真をとりはじめ。一日に60羽とか、またあるところでは400羽近くもの撮影をしましたね。これまででかれこれ3000羽あまりの目の写真をとっています。

 そんなことをやっていると。たとえ写真が白黒でもどういう目をしているのか分かるようになってきます。その鳩の目の中でどの位置がへこみどこの位置の筋肉が盛り上っているのかもわかるようになってきました。

 あるとき。私自身が実験されたことがあるんですよ。私なりの答え方をすると、鳩の目を見てヒズミがわかるようになるとは最高だねとほめられたこともあります。写真の現像なんかやっていると、光の調合の具合で目のこともわかってくるのですよ。

■本誌■光の原理を応用する中で鳩の目に対する理解も深まってきたわけですね。

■山田■白黒の写真からもどういう色をした目かということがわかるようになりましたし。また瞳孔の絞り方ひとつとっても色々なタイプがあることがわかってきました。
(つづく)

 ■■『山田義行 研究』002■■引用資料の明示からみえてくること■■  イレブン  2022年7月17日(日) 4:34 修正
昨日、掲載したFig4:「鳩の目の側面観」とFig5:「鳩の目の正面観」の画像をよく見るとそれぞれにこの画像の出典は示す記述がなされています。それぞれ以下のように書かれています。(※赤囲みはイレブンが挿入)

■Fig4:「鳩の目の側面観」■……鳩の目の側面観”Fleming*の一部改変

■Fig5:「鳩の目の正面観」■……Fleming.R.;A Practical Approch to theStudy of Eye-Sign Pub.Australia

実は、この「鳩の目の側面観」と「鳩の目の正面観」の画像資料に出典が記されていることにイレブンは今回の連載を始めるまで気付いていませんでした。

2022年の現在では、ここで示されている図の出典となった『;A Practical Approch to theStudy of Eye-Sign 』の名前は広く知られていますが、この「鳩の目とは何か」が発表された当時は、一度も鳩界関係誌上で公開されたことがなかった情報でした。単に、公開しなかったというよりも、むしろ、日本鳩界では、こうした眼に関する研究書の名前を隠していたともいえるとイレブンは考えています。この件に関しては、この連載の中で再度触れたいと考えています。


 【挿入資料】 『A Practical Approch to theStudy of Eye-Sign 』の目次  イレブン  2022年7月17日(日) 5:23 修正
左画像が出典元となった1976年に初版本が出版されたFleming著『A Practical Approch to theStudy of Eye-Sign 』です。今では、この書名をググるだけでこの画像が出てき、ペーパーバック版で購入することが誰にでも簡単に出来ますが、インターネットがなかった当時は、海外鳩界の情報通の一部の人たちだけが知っていた情報でした。ちなみにこの本の目次(和訳)をここに掲載しておきます。ビショップのEye-Sign研究の系列の研究書ということが見えてきます。このピジョン研究所の発足は、この『A Practical Approch to theStudy of Eye-Sign 』の勉強会から始まったという話を伺っています。

■目 次■
ビショップ氏に捧げる (偉大な鳩飼育家に対する敬意)Page 2
序 論 Page 4
第1章それは、いつどこで始まりましたか?  Page 5
第2章アイルーペ(それを使うためにどのようにして、いつ)Page 11
第3章アイルーペを通して(何を探すべきかという徹底的な説明)Page 14
第4章あなたが見たように言ってください Page 20(グリーンアイサインを含む)
第5章それは何をすべて意味しますか?(レーサーの眼を含む) Page 22
第6章種鳩の眼                     Page 24
第7章二重目的の眼(黒いフルサークルを描写する)      Page 30
第8章眼の中の眼(1つの色と1つの管の眼を含む)       Page 32
第9章バイオレットの仲間(バイオレットを記述して比較する) Page 36
第10章バイオレットとパールアイサインの違いを比較する    Page 39
      (黄色のフルサークルの説明を含む)
第11章アイサインによる交配                 Page 42
第12章スタンディングとライイングサイン           Page 46
第13章  アイサインによる種鳩の選定            Page 49
(信じない人と懐疑論者に対する著者の答えを含む初心者のためのアドバイス)
第14章アイサインを通しての適合とプーリングのヒント     Page 54
第15章斑点眼クラスターとビーズの眼             Page 56
第16章便利な参照(アイサイン交配の記録など)        Page 61
第17章写真参照…付録                    Page 62


いずれにせよ、イレブンには、当時のこのピジョン研究所の連載が、この引用資料の明示という一事からも、日本鳩界のタブーに対して挑戦的なスタンスを持っていたということが伺えるのです。そして、このことが、後の「突然の連載中止」という事態を招くことになっていくのです。

では、連載第2回のインタビュー記事を掲載します。・

 ■■《インタビュー》[鳩の目とは何か?」連載第2回 山田義行(出典:『愛鳩の友』1987年8月号P179~P181より )■■  ■■■  2022年7月17日(日) 6:35 修正
◇◇瞳孔の絞り方色々◇◇
   
■本誌■鳩の目の撮影を何千羽もやっているうちに山田さんは色々なことに気がついてきたのですね。

■山田■はい。動物の身体はふつう左右対称だといわれております。確かにその通りなのですが、厳密にいうと、右と左では微妙にちがうんです。鳩の目に関してもそういうことはいえますね。

■本誌■どちらの目が発達しているのですか。
          
■山田■あえていうと右の目が発達しています。瞳孔の周りをよく観察してみると、毛細血管が異常に盛り上がっているのとか。へこんでいるのとか色々あるわけです。右の目と左の目を比較対照した場合。左め目はやや中途半端という感じは否めません。右の目はよりバランスがよぐ完全な形をしています。

■本誌■小社のカメラマンが鳩の撮影をする場合。右向きと左向きでは写真の出来映えが随分ちがうということをしばしば証言しています。そのような事実も、山田さんがご指摘なさったこととあるいは関連してくるのかもしれませんね。

■山田■瞳孔の絞り方にしても鳩によって色々なちがいがあります。カメラのシャッターのように渦を巻くように絞りこんでくる鳩とか、瞳孔に向かって均一に。しかもストレートにビシ。と絞りこんでくる鳩とか……。また、通常タテ視といわれる目があります。あれは両サイド(前と後ろ)から真ん中に向けてグッと絞りこむ鳩なのです。ちょうどネコの目と同じです。

■本誌■タテ視になるのは何か原因なのですか。

■山田■時計でいうと、3時のところと9時のところが速く締まるわけで。つまりその部分がよく発達しているのです。ちなみに人間の場合、鏡なんかで見ると瞳孔に向かって均一に線が走っています。

■本誌■レース鳩の場合.一般にスピードのでるトリというのはどんな特徴をもっていますか。

■山田■時計でいうと6時から9時にかけた部分が非常によく発達しておりまして。絞りこみもそこが一番速いようです。換言すると、前方が非常によく見えるわけです。

■本誌■レースで優勝するトリにはそういうのが多いのですね。

■山田■やはり、前へつっこんでいくトリとてもいうんですか、競争馬でも後ろを見せないようにして、前方だけ見えるようにしているでしょう。前の部分か発達していると。それだけスピードが出ると考えられます。ただ。レース鳩の能力をトータルに考えた場合、そういうトリだけが勝れているとは必ずしもいえないのですけど。

 ◇◇アイサインの実体◇◇  ■■■  2022年7月17日(日) 6:41 修正
■本誌■7月号ではアイサインについて発表なさいましたね。アイサインというのは、鳩の目について論じられる場合、核心だとされているのですが、一体何を意味しているのか定かでないところがありました。あるいは、目の中のどこを指してそう呼んでいるのかとたずねても、人によってまちまちなのですね。ピジョン研究所さんなりの見解が7月号ではじめて明らかにされたわけです。それによりますと、瞳孔と虹彩の接点というか、境界線をなすのがアイサインだという風に図解されておりました。改めておたずねしますけど。アイサインは瞳孔に属するのですか、それとも虹彩に属するのですか。

■山田■もちろん虹彩です。

■本誌■アイサインはどのような機能を果たしているのですか。

■山田■先ほど瞳孔の絞り方について話しましたけど、端的にいうとその機能、つまり光の調整をしております。虹彩をひっぱったり、ちぢめたりすることによって瞳孔が拡大したり収縮したりするのです。

■本誌■光を入れたり、シャット・アウトする機能をもっているわけですね。

■山田■はい。それと、レンズ(水晶体)もある程度(ふくらむような感じで)丸くなったり、(ちぢむような感じで)細ったりするんです。レンズの厚みを変えることによって焦点も変わり、映像を鮮明に写し出すことができるようになります。

■本誌■アイサインの働きによって。対象がより鮮明にキャッチできることはわかりました。しかし。鳩界でこれまでアイサインについて語られる場合、そのような特定の機能だけではなくて目一般、ひいては鳩の能力全般にわたる問題として論議されていたように思われます。ピジョン研究所さんはその点ではどのような見解をおもちなのですか。

■山田■アイサインの発達度は目一般の発達度を推し測る指標になりますし、またレース鳩の能力と密接にかかわっていると考えています。私たちがよく投げかけられる質問として「鳩は目で飛ぶ(勝てる)のか」というのがあります。それに対する答えは「鳩は目だけでは飛ばないよ」ということです。レースで勝つためにはコンディション調整、そのためのテクニックなど色々な要素がそろわなくてはなりません。もちろん、そういうことではありますけど。素質のいい鳩を発見する手立てとしてはやはり目が一番参考になります。

■本誌■どのような目をもった鳩が優秀なのか。あるいはどのようなアイサインをもったトリが優秀なのかということから、7月号ではスピードラインとか長距離ラインなどの例を出していましたね。

■山田■アイサインについては色々な角度から判断を下さなくてはなりません。外見上、アイサインが全然見えない鳩も存在するのですから。そういう鳩でも実はアイサインをもっています。

■本誌■アイサインというのは鳥類一般にあるのですか。


■山田■鳥類にもありますし、人間にもありますよ。人間の場合、アイサインは小虹彩輪と呼んでいます。

■本誌■要するに、視覚をもっものはどれもアイサインをもっていると。

■山田■はい、これがなければ瞳孔を通してレンズに入ってくる光の量を調節できませんので。

 ◇◇優勝鳩は省エネ飛翔◇◇  ■■■  2022年7月17日(日) 6:42 修正
■本誌■次に、ピジョン研究所さんが一番はじめに発表なさった図pH(ペーハー)の問題についておたずねします。pHを論じることによって何を問題にしようとしたのですか。体液の酸性化、アルカリ性化を測定することによって,愛鳩家が一般にいうところの鳩のコンディションを測定しようとしたのですか。

■山田■その通りです。鳩の目の色の変化を観察することによって酸性になっているか、アルカリ性になっているか判断することができます。その点に着目すると鳩レースにも応用できるということがいいたかったのです。
 5月号で。@弱酸性の状態、A中性の状態。B弱アルカリ性の状態と】羽の鳩の目の変化を三枚の写真で示しました。これはレースから疲れて帰ってきた状態。疲労が回復した状態。コンディションを上げてレースに参加する直前の状態を人為的に作り出したものです。
 愛鳩家のみなさんが鳩をレースに出すとき、目が光っていればコンディションがいいとか、目が生き生きしているとかおっしゃいますね。酸とアルカリというのはそれと同じことを別の角度から問題にしているわけです。

■本誌■レースから帰ってくると身体は疲れているはずなのに。目はカッと見開いているということがありますね。優勝鳩舎などを取材で訪問したときなど、レースで勝ってから鳩の目が変わったなどという話をきくこともありますが、あれは一体どのように理解したらいいのですか。

■山田■それは弱アルカリの状態にあり、身体の代謝がとてもいいときのことです。通常、優勝鳩舎へ鳩を見に行くのだったら、帰還して一日か二日以内だといわれています。トップで帰ってくるような鳩は全エネルギーのわずか数%しか消耗しておりません。だからアルカリの状態にあると考えていいのです。(つづく)

 ■■『山田義行 研究』003■■BISHOP理論と『A Practical Approch to theStudy of Eye-Sign 』■■   イレブン  2022年7月18日(月) 6:59 修正
Fleming著『A Practical Approch to theStudy of Eye-Sign 』の翻訳研究の勉強会から始まった山田義行のピジョン研究所の業績は、眼の理論、筋肉の理論、そして、コンデションや配合理論まで視野におさめてたPH理論など実に幅広い鳩理論の展開がすすめられていきます。それは、日本鳩界の鳩理論が個人的な経験則の基づき、いわゆる仲間内の中で口承口伝を中心とした様式で形成されてきた流れとは、全く違う新たな展開でした。

35年後の現在、当時の研究資料に目を通していくとき、イレブンは、このピジョン研究所が成し遂げようとしていた研究が「突然の中止」がなく、その後の継続していたら現在の鳩界のありようも大きく違っていたのではないかと感じながらこの連載の編集にあたっています。

1976年にオーストラリアのFlemingさんが書き表し、世界的なベストセラーとなった『A Practical Approch to theStudy of Eye-Sign 』は、それを遡る30年前に、S.W.E.BISHOPさんが書き表した『THESECRET OF EYE-SIGN』の「アイサイン研究の実践的手法」として出版された著作です。我が国も含め、世界のレース鳩の眼の理論は、この基をたどればこの2冊の本の影響が最も大きいとイレブンは考えています。

我が国で眼の理論を鳩界に初めて発信したのは、名人柳浦氏やオマンさん、石田兄弟などが活躍していた広島鳩界でした。その広島鳩界で語られていた眼の理論も、実は、S.W.E.BISHOPさんが書き表した『アイサインの秘密』やFlemingさんの『A Practical Approch to theStudy of Eye-Sign 』を手にして密かに勉強会をしていたという証言も残っております。これまでも、幾度も発言して参りましたが、イレブンは、日本鳩界全盛期を築いていった著名な愛鳩家の多くは、なんなからの経緯でこうした海外の目の研究に関する書物を手にしていたと考えています。しかしそうした方々は、決してそのことを公開することはなく、むしろ、目の理論そのものに対して否定的な見解を発信されていたように思っております。その結果、意図的に日本鳩界は情報鎖国状態におかれていたと考えています。

この「スネークパパの部屋」の研究でもいずれどこかでこの2冊の内容について本腰を入れて公開研究する考えです。

現在連載している『山田義行 研究』でも山田義行さんの理論をより正確に理解するために関係がありそうな内容については触れていく計画です。

そこで、まず、ビショップ理論と『A Practical Approch to theStudy of Eye-Sign 』との関係が的確に書き表されているこの著書の冒頭に書かれている「ビショップ氏に捧げる (偉大な鳩飼育家に対する敬意)」を引用しておきます。

 【挿入資料】「ビショップ氏に捧げる (偉大な鳩飼育家に対する敬意)」(アイサイン研究の実践的手法 By R. Flemingより)  ■■■  2022年7月18日(月) 7:15 修正
アイサイン研究の実践的手法
By R. Fleming
初版 1976年
再版 1978年、1984年

◇◇ 序   文 ◇◇

親友ボブ・フレミングが彼の本『アイサイン研究の実践的手法』の原稿を読むよう私を誘ったとき、たいへん光栄に思いました。長い間ボブを知っていて、彼を見ていると多くの信じない人の鳥と同様に、私自身の最良の種鳩と選手鳩を選びます。私はアイサインについての彼の直接のコメントに関して常に賞賛しました。自分自身熱心な飼育家で、私は20年の間厳しいアイサインの選択によって私自身の鳥を改善しようとしました。そして最高に保ち、それに応じて交配するだけでした。

1961年にレースで大成功を収めたとき、私は初めて栗胡麻のメスの眼に優性バイオレットを発見しました。私はその後、4世代の総合優勝鳩を彼女から作出したのです。初めてボブは彼女の眼を等級づけして、優性バイオレットのチャンピオン種鳩だと宣言しました。

また、私自身の鳥に斑点眼クラスターのサインがあると思いました。私の最高の種オスの2羽はそれらを持っていて、長い間多数の勝利を得た後継者を生みました。ボブがこれらの眼を見たとき、私は正直、彼をだませると思いましたがすべて無駄でした。彼は、それらを非常に珍しいチャンピオンクラスに再び入れました。

ボブと私は確かに適切な線で等級づけを行っていました、そしてこの偉大な本において、飼育家であるあなたは、眼の本当の生きた色で、本物の「優性バイオレット」と「クラスター」を見ることができます。一度あなたがそのどちらかでも見れば、それらを忘れることはないでしょう。

ボブは、アイサインにとても取りつかれてしまい、ますます知識を向上させたかったので、何百もの鳥を調べにイギリスと大陸まで旅行しました。我々のオーストラリアの意見を表すために最初はいくらか内気であるけれども、一旦気にせずに彼らを所有した我々の「羽毛のある友人」の間に放たれるならば、彼は正直な意見を与えて、我々の側によく尊敬された鳩飼育家を支持しに来ました。

コベントリーの最高の飼育家のG. スプロール氏は、ボブに彼の個人のロフト・マネージャをして欲しかったのですが、ボブは彼の家族と友人と家に帰って、写真とスライドと我々の大きなスポーツに関する情報を持ってくることに決めました。彼は、私の心に傑作であるこの本を書くことに終りのない夜を費やしました。主題に関して利用できるあらゆる本を読み、そして試みるのに十分な知恵を持った人のために、スタン・ビショップの「アイサインの秘密」が出版されて以来30年かかりました。

確かに、アイサインをけなす飼育家がいます。みんなが100パーセント支持するような鳩の本はこれまでありませんでしたが、私が求めるすべては、ゆっくりそれを読んで、その内容を消化することです。それから、あなた自身の種鳩を見てください。勝者を生んだものと生まなかったものです。そしてどのように比較するか見てください。アイサイン研究の実践的手法とともに。

ジョージ・ハリス オアとハリスのパートナーシップによって
オーストラリア、ビクトリア、メルボルン

◇◇偉大な鳩飼育家に対する敬意◇◇

1947年5月17日に、レース鳩スポーツへの影響が次の30年間世界中で大きな衝撃を及ぼすことになった本が出版されました。その本の内容は「アイサイン」でした。著者はS. W. E.ビショップ。たとえすでに論争の的となる主題に関する情報を含む最初の本ではなかったとしても、研究に許容できる理解を与えることは最初でした。

実際主題を信用しないか反証をあげようとして何百もの記事が続きましたが、それは彼らの多くの失敗を通してビショップの本が生き残るのを助けるだけでした。これらの失敗は、彼らの著者の理解の完全な(おそらく慎重な)不足によってもたらされていました。しかし、今日その存在に最も貢献している要因は、人自身による、またはその最初の努力の直接的な結果でなければなりません。

彼の「認識の手法」は、誤った人なく時の試練に耐えました。基本的に主要なものはそのままで、主題の基盤のまま生き残るでしょう。

イギリスだけでアイサインを調べられた眼の数を数えることができるならば、確かに空の星の数にまさるのを私は感じます。他の理論は、このような詳細な調査に耐えて、無傷のままだったでしょうか? 私は疑います。認識の手法のために情報を編集するのに研究された鳥の量は、53,000羽を上回りました。それは106,000件の個々の試験を意味していますが、まだ証明を求めますか?

私はこの本を書いてから、少しの嘲笑とビショップ氏が若いころ耐えたにちがいない交戦さえ経験しました。これらは鳩飼育家であることの楽しみの半分を彼から奪いました。その楽しみの犠牲は、我々も彼の知識を共有するかもしれない利点のためにありました。このことに留意しつつ、私は自分自身のために、そして私と感謝する人々に彼がした我々のスポーツへの貢献のために彼に感謝したいです。これは誰も否定することができない何かであります。

敬具  R.フレミング

 ■■《インタビュー》[鳩の目とは何か?」連載第3回 山田義行(出典:『愛鳩の友』1987年9月号P180~P181より )■■  ■■■  2022年7月18日(月) 10:12 修正
  ◇◇さまよって後日帰り◇◇

■本誌■レースでトップで帰ってくるようなトリは全エネルギーのわずか数%しか使っていないという発言は驚きですね。それでは、三、四日遅れて帰ってきたトリというのは……。

■山田■遅れて帰ってきたトリというのはカリガリになっています。疲労は目にも当然出てきます。血流がわるく輝きもないという状態、つまり酸性状態ですね。

■本誌■後日帰りというのは途中でさまよっていたのですか。

■山田■そうですね。自分の鳩舎の方向がどうしても分からず、迂回、迂回の連続でやっとたどりついたときは直線距離の何倍も飛んでいるのです。逆にいうと。鳩はレース距離の何倍も飛ぷだけのエネルギーをもっているのです。

■本誌■巣に帰るのをサボタージュして途中下車しているのではないでしょうか。

■山田■それも考えられます。持寄のときと同じようなきれいな状態で後日帰ってきた場合、サボタージュしていたと考えてみるべきでしょう。しかし、カリガリにやせて帰ってきた場合はやはりさまよっていたのです。また、優勝したトリなんか、持寄のときよりほんの少し軽くなっただけという談話を耳にします。あれはわずか数%のエネルギー消費。

  ◇◇PHの応用範囲は広い◇◇

■本誌■コソディションの測定法は色色ありますね。フンの状態。羽毛の状態などで判断するのが一般的ですが、山田さんがあえて目に絞った理由、また賜の問題まで追究していく理由は何ですか。PHを論じることによって何か新しい答えか導き出されるのですか。

■山田■PH、つまり酸とアルカリを問題にしたのは。一般的にそういう世界があるということをまず認識していただいた上で。それが鳩に応用されても何の不思議もないということなのですね。例えば、酸性状態に強い鳩というのがいます。酸性状態に置かれて餌をもらわなくてもやせない鳩というのがいます。その反対にだんだんやせてくる鳩もいます。換言すると、エネルギー蓄積の豊かな鳩とか、エネルギーがすぐなくなってしまう鳩とか色々いるわけで丈そういうことを知るようになるとレースでも色々と応用が利くようになります。
 スポーツ科学、スポーツ生理学の分野では、マラソンにしろ何にしろ酸とアルカリというのは様々に使われています。
 また、別の視点からいいますと、酸性状胆でひかれた鳩とか、アルカリ性状態でひかれた鳩とかいうのがいるわけで、そういうことを理解するようになるとPHは交配にも利用できます。

■本誌■日常生活でもこの頃は酸性過多はよくないとか。アルカリ性食品をとらなくてはならないとかか問題にされるようになりましたね。

■山田■いや実は、鳩のコンディションを問題にするとき、常に中性状態を保つつことが重要なのです。

  ◇◇見せかけのアルカリ性◇◇

■本誌■仮に酸性状態に鳩がなっているとき、コンディションをあげようとするとアルカリ性のものを与えればいいということじゃないのですか。

■山田■一挙に与えてもダメですね、やはり経路を通らなければなりません。例えば、レースから帰ってきたときビタミンを与えればよいといわ
れておりますけど、いきなりアルカリ性のものを与えても興奮状彫を作りだすだけです。人間の目から貝ると確かに元気になり、疲労を回復しているように写りますが、それは見せかけだけのことでエネルギーの充填はなされていません。レース帰還時になぜ麦とかを与えるかということなんですね。
 人間でも衰弱して入院したとき、果物なんてまず食べさせません。重湯(おもゆ)からはじめて徐々にふつうの御飯を与えていきます。やっぱり過程を重視しなくてはなりません。

■本誌■アルカリ性の状態というのは本質的な意味でエネルギーに充ち充ちた状態ではないのですか。

■山田■アルカリ性というより、弱アルカリ性の状態と表現しなくてはならないのですが。それはエネルギーに充ち充ちています。

■本誌■それではもう一度おたずねします。弱アルカリ性の状態というのはエネルギーが充填されていなくてもありえるのですか。

■山田■それはありえないことです。ただ、人工的に血流を速めてやれば弱アルカリ性の状態とそっくりの状態ができるということが問題なのです。そういうときはもちろんエネルギーはたまっておりません。
 鳩の目があんなに輝き、状態はピンピンしていたのにレースに出したら帰ってこなかったということがありますね。それはエネルギーがたまっていなかったと考えるべきです。

■本誌■つまり人工的に興奮状態にさせたので、見かけだけはコンディションがよさそうに写ったのですね。

■山田■レースから帰ってきたときビタミンを与えたらいいとか、与えてはいけないとかいっているわけではないのです。ビタミンは少量与えると、ゆるやかですが効果があります。血流がよくなり、疲れをとりますから。ただ、ビタミンの作用は複雑怪奇で、色々な分野に使われていますけど、本当の力はこれから解明されていくのじやないでしょうか。

■本誌■話がちょっと横道にそれてしまいました。山田さんとしてはPHの世界を愛鳩家のみなさんが認識し、それをコンディション調整だけでなく交配にも応用してほしいと……。

■山田■PHは交配にも影響を及ぼします。PHによって生まれてくる鳩の目の構造も変わりますから。(つづく)


 資料1  PHによる虹彩の変化を時計で言う3時から4時の部分の変化で見て下さい。  2022年7月18日(月) 10:21 修正
●レース鳩の世界では、従来より目|について種々に語り伝えられてきています。

鳩の眼球は成鳩で約14×14×10mmの臓器です。当研究所としても毛様体筋や血管の状態を直接具体的に観察できる場所である目の観察は重要であると考え、今回、実験を試みました。

実験はエサ・水を4〜5 日与えず、コンデショッが落ちた弱酸性の状態、エサ・水を与えてコンデションか回復した中性の状態、スペシャルドリンクを与え、さらにコッデションがよくなった弱アルカリ性の状態という3段階でカラー分解したものです/実験日’87年3月12日

 資料1−@  ■■■弱酸性の状態■■■  2022年7月18日(月) 10:23 修正
●●●

 資料1-A  ■■■中性の状態■■■  2022年7月18日(月) 10:53 修正
●●●

 資料1-B  ■■■弱アルカリ性の状態■■■  2022年7月18日(月) 10:55 修正
●●●

 ■■目で見るカラーアトラス【3】ピジョン研究所所長 山田義行(出典:『愛鳩の友』1987年7月号P131~P132より )■■  ピジョン研究所所長山 田 義 行  2022年7月18日(月) 13:53 修正
●●●●

 参考文献:『日本人体解剖学』第2巻金子丑之助(かねこうしのすけ)1986年9月25日5刷、南山堂  Fig.2  眼球一部の断面  2022年7月18日(月) 13:59 修正
●●6月号では目の構造について説明いたしました。今月は、私たちの肉眼でふつう観察できる部分を拡大してみました。

 虹彩は毛様体筋とそれに栄養を供給する毛細血管により構成されております。また、■アウトバンド■や■インナーサークル■でも毛様体筋 (筋肉)が観察できます。

このように目の各部分は毛細血管や毛様体筋の組み合せでできています。ここで特に重要なことは。虹彩部分は鳩の体の中で毛細血管が一番簡単に観察できる部分であるということです。

 【Fig.3】 a:瞬膜  【Fig.4】 b:アイサイン c:ロングサークル d:スピードサイン 【Fig5. e:アウトバンド f:ストロング・サークル g:インナーサークル 【Fig6】h:ブラックアイサイン   ■■■■  2022年7月18日(月) 14:11 修正
 通常、■アイサイン■といわれるものは虹彩の先端の輪状のシワを指し,
虹彩の一部で小虹彩輪といわれるものです(Fig2のM また、Fig4では虹彩の内側の輪を指す……編集部)

■小虹彩輪(アイサイン)■は鳩の世界ではロング・サークルとかスピード・サインなどといわれ、鳩の鑑別に応用されています。
 
■ロングーサークル■は小虹彩輪が作る凹凸によってできた影の部分で、アイサインの中にある輪状の線を指しています。このロングーサークルをもっている鳩は一般的に長距離を飛ぶことが可能といわれております。

■スピードーライン■は虹彩筋の厚みの差によって生じる影の部分を意味し、その形状は瞳孔に向かって縦に線が走っています。このスピードーラインがあると一般的にスピードの出る鳩だといわれております。

 これらのことは、鳩の性能を読みとろうとして愛鳩家がレース経験から帰納的に導き出した結論です。これだけでは鳩の研究としては推定理論の域を出ていません。

 そこで当研究所では、目が鳩の筋肉(毛様体筋)、血管(毛細血管)を表していることをみなさんに認識していただくためにこのように図を示しました。

なぜこのことが重要かというと、鳩質を判断するには筋肉(毛様体筋)と血管(毛細血管)の密度とバランスを知ることが必要です。換言すると、鳩の筋肉構成のバランス。並びに毛細血管の分布のバランスを知ることです。


 ■■『山田義行 研究』004■■Stanley Walter Edgar Bishopについて■■イレブン■  ■■■■  2022年7月18日(月) 14:20 修正
Stanley Walter Edgar Bishop,すなわち、S.W.E.Bishopさんが書いた著作を「Stanley Walter Edgar Bishop」でググってみると、『THESECRET OF EYE-SIGN 』と、『Pigeon Breeding and Racing』の2冊が現在でも分かる著作のようです。

S.W.E.Bishopさんは 『THESECRET OF EYE-SIGN 』の序文に次のように記しています。

●「著者は1947年にこの本の第一版を書き、11 回再版し、また現在その第 12 版で提示されています。文脈(事情)は1951年に著者によって修正されていて、そして現在は、第5部において、1954~56年の間に「ピジョンレーシングニュースとガゼット」に発表された著者の記事を含んでいます。この序文で再版された、 レッドマーレイのジャック·ウインフィールドの証言は、最初に「ピジョンレーシングニュースとガゼット」で発表されたものを、出版社で複写しています。」

両者は「アイサイン」で示されるような「選手鳩」と「種鳩」の目の違いを強調したいのです。
実例は、ウインフィールド氏の「テストによるトライアル」の経験の中で引用されています」

 ■■《インタビュー》[鳩の目とは何か?」連載第最終回 山田義行(出典:『愛鳩の友』1987年10月号P180~P181より )■■  ■■■■  2022年7月18日(月) 14:21 修正
  ◇アルカリはムキムキ・マン◇◇

■本誌■ PH(ペーハー)を交配に適用するというのは大変興味深いことですが、さて、実際にその理論を応用するとなるとむずかしそうですね。例えば、俗にいうコンディションのいいとき、つまり弱アルカリ状態のとき交配すればいいということでしょうか。

■山田■弱アルカリ状態にある鳩同士を交配するのはいいですね。酸性をベースにしてひかれたトリとアルカリ性をベースにしてひかれたトリを交配するのが有力な方法です。

■本誌■個々の鳩の中にアルカリ性をベースにしたのと酸性をベースにしたトリがいるのですか。

■山田■はい、そのように考えています。愛鳩の友社が作った「ビデオ版世界の銘鳩卵一選」なんかを見ても、それは顕著に出ていますね。愛鳩家が俗にいうメスータイプのオス、オスータイプのメスというのは肖と密接にからんでいます。酸性ベースでひかれたトリか。アルカリ性ペースでひかれたトリかということは、その鳩の目に現われています。また体型にも現われますし、よく観察していると性格にも現われてきます。

■本誌■体型的には、酸性ベースかアルカリ性ベースかということはどのように判断すればいいのですか。

■山田■アルカリ性ペー。スで生まれたトリはいわゆるムキムキーマyです。ボディービルの選手をイメージすればいいんじゃないでしょうか。その逆に、酸性ベースのトリは細身で女性的です。

■本誌■とすると。メスータイプのオスというのは酸性ベースのトリ、オスータイプのメスというのはアルカリ性ベースのトリと考えていいわけですね。

■山田■大体そのように考えていいと思います。

■本誌■性格面ではどのようなちがいがありますか。

■山田■ボスータイプのトリ、ケンカなど挑まれたら絶対後に引かないトリはアルカリ性ベース。一方、参謀役タイプ、ケンカなど決して買わず(ラリと身を交わしながら逃げるトリは酸性ベースですね。
 −そのような素質とか性格というのはμの問題というより、むしろ親からの遺伝じゃないでしょうか。これまでは一般的にはそう考えられていましたね。

■山田■遺伝と。いえば無論そうですね。ただ、子鳩をひくときの親のコンディションも大いに関係します。人間だって同じことがいえるはずです。同じ親から生まれた兄弟は同じような性格をもち、同じような行動力をもっているはずなのにそうはなっていません。兄弟の性格ひとつとってみても引込み思案なのがいれば大胆なのもいます。
 
◇◇目に凝る人は芽が出ない◇◇

■本誌■鳩の場合、いい子鳩を作るにはどのような交配をモデルにすればいいのですか。

■山田■酸性ベースのオスにアルカリ性ベースのメスを交配する。それも、オス。メス両方共弱アルカリ性の状態にしてひくといい子供ができると考えています。色々なバリエイションは考えられますが、今いった方法はかなり一般的におこなわれているはずです。愛鳩家の間でも実体験としてよく知られているのではないでしょうか。オスよりも強いメスと。オスで。あってもそこにいるのかいない乃か叫‥らないようなのと配合すると飛ぷ確率は結構高いようです。

■本誌■一般の愛鳩家が経験的に探り当てたことをピジョン研究所はβの理論で裏付けたわけですね。

■山田■たとえば、オスとメスのコンディションをあげて(弱アルカリ状態にして)一番子をひきます。その後、中性になったり酸性になったりとコンディションは変化していきますが、トップーレベルにある愛鳩家たちはそのブレを少なくしていくのが上手ですね。

■本誌■作出にはやはり一番子がベストなんでしょうか。

■山田■作出のときのコンディションをどのようにコントロールしたかによって一番子の価値が決まりますね。鳩舎によっては一番子より、二番子、三番子の方が出来がよいという所もあります。それはその鳩舎の環境や管理によってコンディションの上げ方にちがいがあるかぷでしょうね。
 私たちが鳩の研究を手掛けるかたわら、実際的な問題の解決策としてまず飼料鉱物を作ってみたのもその点を重視したからなんです。鳩のコンディションをコントロールする場合、ポイントはやはり餌にあるわけです。弱アルカリ性の状態というのはエネルギーが充填されていますから、後は発散するだけです。いわゆる追い盛りというのがそれに当たります。また、弱酸性の状態ではエネルギーが底をついているわけで無論望ましい状態ではありません。鳩のコンディションを調整する前提として、まずいつも中性状態に保っておくことが必要なのです。この点は何度も強調しておきたいですね。

■本誌■鳩の目についてはこれまで研究熱心な愛鳩家が色々と論じてきました。しかし、その割には成果が上がってないじゃないかという声も耳にします。山田さんの出身地である東海地方では「目の研究をはじめると芽が出ない」という格言もあるようですが。その点について最後にひと言どうぞ……。

■山田■現代医学では、眼球を調べるとその人間の身体のどこが悪いか診断できるところまで行っています。鳩の場合、その能力を判定するのは目が基準になることはほぼ明白です。ただ、目の研究に凝った人がレースで必ずしも活躍できなくなるのはそれなりの理由があるように思います。その点についてはいずれ機会を見て論及することにしましょう。(了)

 了ということはピジョン研究所の資料はこれだけでしょうか?  MIT  2022年7月24日(日) 10:18 修正
お久しぶりです。

ピジョン研究所は眼の理論を超え体系的に鳩について考察しようとした試みだったと思います。


インタビューから判るのは眼の構造、酸とアルカリによる状態変化等を通して眼による鳩質の把握だけでなく、鳩質の向上に必要な知識を得るための解剖であり、場(状態及び環境)の設定についての可能性について述べたものと思います。

愛鳩の友で解剖による骨格筋肉構造、筋肉繊維の写真を出したのは画期的な事であり、
先進国が何を考え系統を作ったのかを考え、日本が輸入に頼る継続的なビジネスモデルから脱却し、
自国による系統の固定や、逆に輸出を考える未来もあったのかもしれない等の感想を持ちました。



 MIT様 お久しぶりです。  イレブン  2022年7月24日(日) 22:09 修正
《インタビュー》[鳩の目とは何か?」の連載は、以上で終わっています。ピジョン研究書の資料はこのほかカラーアトラスで筋肉の理論展開の資料が有ったように記憶しています。資料が見つかり次第掲示板に載せたいと思っています。

MIT様がおっしゃるように当時のピジョン研究所の取り組みは、日本鳩界の歴史の中で、まさに画期的という以外ありません。この研究所が指向していた方向性は、MIT様がお感じになられたように日本鳩界の有り様まで大きな影響を与えてだろうとイレブンも思っております。それだけに、大きな外圧がかかり、研究レポートの発表の中止という事態を招くような結果になったのだのでしょう。

そして、21世紀にになって20年を過ぎた今もその構造は変わっていないようにイレブンには見えます。

(つづく)

 目の理論について  サウスタイム  2022年7月7日(木) 16:11
修正
お久しぶりです。

春からあっという間に夏がやってきた感
がありますがお元気でしょうか?

秘蔵岩田U号 すごいオーラを発していますね!

長距離ベースにも関わらず刃先の位置からみて
直系は短中距離でも活躍されているのかな
と思いますがいかがでしょうか?

そろそろ目の理論について展開していただけ
ないでしょうか。

楽しみにしております。




 もうしばらくお待ちください。  イレブン  2022年7月14日(木) 4:45 修正
サウスタイム様

折角レス頂いていて返信もせず申し訳ございません。

掲載予定していた資料の画像データ部分が見つからず、探していたところ、そのまま、また、忙しくなってしまい返信も出来なくなっていました。あと1週間ほどたてば、時間が取れそうですので、もうしばらくお待ちください。

他にも、イレブンの体調等をご心配頂いて連絡くださった方もありましたが、体調は至って元気です。ただ、時間がとれない状況です。

大変申し訳ございませんがもうしばらくお待ちください。

 掲示板を再開します!  イレブン  2022年6月13日(月) 20:27
修正
4月に職場が変わり、慌ただしい毎日を送っています。少し余裕もでてきましたので、掲示板を再開します。確か昨年11月頃まで連載していた公開研究《「翻訳」研究ノート》【MASTERS OF BREEDING AND RACING 】by VICTOR VANSALENの連載を再開しようと思っていましたが、その前に、目の理論の貴重な資料を近日中に連載したいと思っています。お楽しみに! 

 資料・5月8日天気図・風予測  イレブン  2022年5月8日(日) 9:05
修正
・」

 ■資料■ 癒やしの音楽と映像  イレブン  2022年5月3日(火) 3:50
修正
ともかく癒やされます。

https://www.youtube.com/watch?v=1EobSGkVH6g

https://www.youtube.com/watch?v=3NycM9lYdRI

https://www.youtube.com/watch?v=77YwsoKsNV8

https://www.youtube.com/watch?v=hlWiI4xVXKY

 2022年春 連盟会長賞受賞!! 【源流ダイヤモンドクイーン号】 21YT00314♀BC  イレブン  2022年4月19日(火) 22:33
修正
2022年春
■500kRG総合5位(738羽中) 分速[1048.810m]
■700k地区N総合8位(336羽中)分速[ 886.635m]

上記の成績で、21YT00314♀BCが源流系初の【会長賞受賞】を確定しました。
源流系の代表源鳩の1羽として【源流ダイヤモンドクイン号】と命名しました。

この【源流ダイヤモンドクイン号】の父親は、源流系岩田ライン最高基礎鳩【源流秘蔵岩田号】自身×17年九州GP総合優勝、東九州RG総合3位、
東九州地区N総合33位の帝王系代表鳩【GPダイヤモンドレディ号】にて作出された【帝王705号】です。【源流秘蔵岩田号】と【GPダイヤモンドレディ号】の直孫となります。

会長賞を受賞したことでこの21YT00314♀BCの今春最終レースGN1100kレースの参加は取りやめることにしました。

1100K翔破を目標にしていた2022年春レースでしたが、300k総合優勝、500kRG連合会2位(連盟総合5位)、700地区N連合会4位総合8位、と思いとは違ったレース展開でした。来春の1000K翔破に向けてまた頑張りたいと思っています。す

 ■父【帝王705号(源流日本海号)】 ■母帝王5171号  イレブン  2022年4月20日(水) 21:30 修正

 ■祖父【源流秘蔵岩田号】  イレブン  2022年4月20日(水) 21:35 修正

 ■祖母 17年九州GP総合優勝【GPダイヤモンドレディ号】  イレブン  2022年4月20日(水) 21:39 修正

 【GPダイヤモンドレディ号】の母【帝王秘蔵岩田クイン号】  イレブン  2022年4月20日(水) 21:52 修正
・源流秘蔵岩田号の直仔

 【帝王秘蔵岩田クイン号】の目  イレブン  2022年4月20日(水) 21:54 修正

 帝王秘蔵岩田クイン号の母 【帝王9390号】とその父【帝王8306号】  イレブン  2022年4月20日(水) 22:00 修正

 ■母帝王5171号の祖父【帝王1633号】と【帝王3892号】  イレブン  2022年4月20日(水) 22:07 修正

 研究資料1  イレブン  2022年4月16日(土) 12:10
修正

 研究資料2  イレブン  2022年4月16日(土) 12:11 修正

 研究資料3  イレブン  2022年4月16日(土) 12:12 修正

   サウスタイム  2022年4月12日(火) 19:11
修正
イレブン様

地区N入賞おめでとうございます。


今回入賞なされた鳩と同レースに参加

した他の8羽と目の構造に違いがあること

に気づきました。

唯一この鳩だけがアサインを墨が360度巻いて

いる事が確認出来ます。

実戦の中から得られる貴重な答えを鳩は常に

サインとしてどこかにだす生き物だと思いますので
どのように受けとめ考えるかは飼い主しだいと思います。

私の個人的な意見で大変恐縮ではございまさすが、

8羽のレーザーとひきかえに本物の中の本物を手に

なされたと思います。


 お久しぶりです!  イレブン  2022年4月12日(火) 21:25 修正
この0314号は、今期の連盟最高の成績鳩に贈られる「会長賞」の最有力候補です。近日中に確定するだろうとの連絡を受けました。

サウスタイム様がおっしゃるように「本物の中の本物」の実力がちゃんと証明出来たようです。帰還率が1割程度のかなりの難レースでした。

会長賞が確定したら「源流スピードクイン号」と命名する予定です。

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